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熊谷・妻沼小島でヒマワリ満開 秋まで120万本続々、「ヒマワリ迷路」も

現在満開を迎えている約4万本のヒマワリ畑(8月11日18時撮影)。全体で120万本以上のヒマワリが時期をずらして順次開花予定

現在満開を迎えている約4万本のヒマワリ畑(8月11日18時撮影)。全体で120万本以上のヒマワリが時期をずらして順次開花予定

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 熊谷市の遠藤ファーム(熊谷市妻沼小島)の畑で現在、ヒマワリが満開の見頃を迎えている。

飛び地と呼ばれる小島地区。ヒマワリ畑から土手を望む

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 利根川沿いにある同ファームはネギやヤマトイモ、ゴボウなどの野菜を収穫後、畑を休ませるために季節の花の種をまき、春は菜の花やクローバー、夏はヒマワリを咲かせて花から蜂蜜を採取。咲き終えた草花は土に戻して肥料にし、畑でまた野菜を作る「まあるい循環」で持続可能な農業を行っているという。

 蜂蜜のためにヒマワリを育てるようになって12年目。点在するヒマワリ畑は16カ所、栽培面積の合計は約6万平方メートルまで広がった。畑の大きさは大小さまざまで1カ所約4万~10万本、全体で120万本以上のヒマワリが7月中旬から開花時期をずらして順次開花し、11月ごろまで楽しめる。

 毎年恒例の「ヒマワリ迷路」。来場者はヒマワリ畑の中に入って歩き回ったり椅子に座ったり、脚立に上がったりして「ヒマワリ畑の中心で」「ヒマワリに埋もれるように」写真撮影ができる。畑の入り口で同ファーム特製の「ヒマワリの蜂蜜」や「ヒマワリ油」「ヒマワリの種が入ったグラノーラ」「蜂蜜ドリンク」を販売する。

 商業用の撮影や営利目的で利用する場合は有料で事前予約が必要。電話、インスタグラムのDMで受け付ける。同ファームの遠藤政子さんによると、結婚式用やプロモーション用などさまざまな要望があるという。

 一般利用は入場無料で自由に出入りできる。遠藤さんは「車は畑の脇や路上に駐車せず、旧熊谷市立小島中学校に隣接する空き地に停めてほしい」と呼びかける。畑の状態により、雨の日や雨が降った次の日など、天候により入場できない場合もある。遠藤さんは「SNSで知らせ、迷路の入り口にロープを張るので確認してほしい。ヒマワリの後はおいしい野菜を作る大切な畑。ゴミを持ち帰ったりお互いに譲り合ったりと、ルールを守って楽しんでもらえれば」とほほ笑む。

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