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深谷でネギ1本丸ごと焼く「深谷カルソッツ」フェス、地元飲食店10店が参加

深谷のネギ畑の前で、チラシを手にフェス参加を呼びかける

深谷のネギ畑の前で、チラシを手にフェス参加を呼びかける

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 「深谷カルソッツフェス」が11月23日、深谷市内の飲食店で始まった。

ネギ畑で、深谷カルソッツを食べる地元民

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 深谷市によると、「深谷カルソッツ」は深谷ねぎを丸ごと1本、表面が黒く柔らかくなるまで焼いて食べる方法で、地域の農家では昔から、ネギをじか火で焼いて食べていたという。スペインの伝統料理「カルソッツ」に似ているとヒントを得て、市では深谷ならではのネギの食べ方として広めている。これまでにも市内のイベントに登場してきた。

 フェス期間中、市内の飲食店10店では、冬に旬を迎える深谷ねぎを楽しんでもらおうとオリジナル「深谷カルソッツ」メニューを用意する。ナッツやパプリカを使ったスペインのソース、ロメスコソースを使った「深谷カルソッツ・スタンダード」(パンチャ・ピエーナ)、田中農場の宝玉たまごと甘辛ひき肉を合わせた「深谷カルソッツ 宝玉すき焼き風挽き肉ソース」(和めしCafe HISAGO)、自家製タコミートとトマトソースの「深谷ねぎまるごとタコス」(NEO Garden Cafe)、スパイスのみで作ったマイスール豆と深谷ねぎを組み合わせた「マイスール豆と深谷ねぎのカルソッツ」(MAJONOHANA)、「バーニャカウダ」(PORTO)、グレープフルーツやポン酢、特製ソースで楽しむ「深谷カルソッツ・深谷カルソッツ食べ比べセット」(深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム)など。

 深谷市産業ブランド推進室の原田加代子さんは「寒くなるとおいしくなる深谷ねぎ。深谷ねぎをめがけて毎年県内外から来店される人もあり、深谷市の冬の風物詩として定着しつつある。オリジナルメニューはバラエティーに富んでいて楽しみ方はさまざま。ぜひ参加店を巡ってもらい、多くの人に深谷の味と魅力を伝えられれば」と話す。

 2月28日まで。

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