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熊谷の「パティスリーシトロン」が1周年 オープンの情熱忘れず

佐藤さん夫妻。「CITRON」はフランス語でレモンの意味。レモンの花言葉=「情熱」からオープンした時の情熱を忘れずにいたい、という意味も込めた

佐藤さん夫妻。「CITRON」はフランス語でレモンの意味。レモンの花言葉=「情熱」からオープンした時の情熱を忘れずにいたい、という意味も込めた

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 洋菓子店「Pâtisserie CITRON(パティスリー シトロン)」(熊谷市桜町、TEL 048-580-5170)が4月29日、オープン1周年を迎えた。

店を象徴するケーキ「シトロン」

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 県道341号線太田熊谷線沿い。「レーヴ・ド・プルミエール」(深谷市)で13年間、「パティスリーオランジュ」(朝霞市)で2年半修業したオーナシェフパティシエの佐藤友樹さんが妻の世里菜さんと2024年に出店した。

 店内のショーケースには、店名にちなんだ「レモンケーキ」(270円)や「シトロン」(590円)、洋ナシの形そのものをも表現する「ポワール」(580円)をはじめとする色鮮やかなムース類、旬の果物が季節ごとに登場するタルト、友樹さんが修業時代に初めて考案した「デビュ」、フルーツやチョコレート、ナッツを使ったケーキなどの生菓子を毎日約18種類並べる。焼き菓子は、「マカロン」(250円)、「フィナンシェアマンド」(210円)、「ケークフリュイ」(220円)など約20種類を用意。テイクアウトのパフェは旬のフルーツを使った期間限定メニューで販売する。

 友樹さんは「特にムースに力を入れており、色つやや口どけ、舌触りのなめらかさを追求している。意外と難しいのが『食べやすさ』。お客さまが食べる時のことを考えて作っている」と話す。

 オープン1周年を迎え、友樹さんは「店をやることがこんなに苦しいとは思わなかったが、オープン時の情熱を絶やさず、作りたいものを作り、その商品をお客さまに『おいしい』と言ってもらえるのが幸せ。励みになる」と話す。接客を担当する世里菜さん「ナッツの種類や大きさ、食感を追求したケーキを食べたお客さまから『ナッツが濃くておいしかった』と声をいただいて、シェフの考えや思いが伝わっていると感じた」とほほ笑む。

 営業時間は10時~19時。パフェの提供は12時~17時。木曜定休。

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