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熊谷でご当地かき氷「雪くま」試食会 「暑さに負けない」新たな取り組みも

熊谷市役所玄関前で行われた「雪くま試食会」。200食が無料で振る舞われた

熊谷市役所玄関前で行われた「雪くま試食会」。200食が無料で振る舞われた

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 ご当地かき氷「雪くま」の試食会が6月27日、熊谷市役所玄関前で行われた。

試食会で発表した「ヨーグルトで水分保持 チャレンジプロジェクト」のコラボメニュー「ヨーグルトみるく」(和・洋菓子三河屋)

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 「雪くま」は、熊谷市で作った氷を雪のようにフワフワに削り、各店オリジナルのシロップや食材を使ったご当地かき氷。2006(平成18)年の誕生から今年で20年目を迎えた。現在市内の30店で「雪くま」を提供している。

 試食会は5店が出店し、新作メニューなど各40食全200食を無料で振る舞った。「今日から熊谷市民になった」という女性は「手続きに来たら偶然試食会をしていてラッキー。初めて熊谷で過ごす夏、お店にも食べに行きたい」と話す。

 熊谷市は同日、食品メーカー「明治」のヨーグルトを使った共同プロジェクト「ヨーグルトで水分保持 チャレンジプロジェクト」を発表した。「暑さ対策日本一」を揚げる熊谷市と、ヨーグルトによる水分保持の重要性を提唱する明治が、コラボメニューや新商品開発、情報発信などを行う。小林哲也熊谷市長は「市では市民の健康と安全を守るため、さまざまな暑さ対策の取り組みを行ってきたが、近年の暑さは厳しさを増しており、今まで以上の対策を求められる状況。明治との共同プロジェクトは市民の健やかな生活につながる可能性を秘めている。『暑いまち』として知られる熊谷だからこそ、プロジェクトを通して新しい視点での魅力発信になると期待している」と話す。

 試食会で同プロジェクトとのコラボメニューを発表した雪くまのれん会会長で「和・洋菓子 三河屋」の石川雄太さんは「ヨーグルトの酸味をしっかり表現しながら地元産のイチゴやブルーベリーを使い、熊谷の味とヨーグルトの味をミックスしていろいろな層を作ることにより、部分部分で楽しめるようにした」と話す。

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