
ブルーベリー観光農園「ファイブイズファーム」(行田市持田、TEL 080-7508-5336)が施設内に休憩スペースをオープンして1カ月がたった。
ジェラートの人気メニューは「ブルーベリー」と「ブルーベリーヨーグルト」
夏の猛暑を考慮し、来場者に「より快適な環境を提供しよう」と開設した。店舗面積は約90平方メートル。淡いベージュ色の壁と木目調の高天井、大きな窓が特徴の室内には、親子連れを想定して低めに作った木のカウンター とベンチシート、椅子、テーブルを設置する。
同農園のブルーベリー狩りは事前予約制。30分と60分の食べ放題制。料金は、60分コース=中学生以上・2,000円、小学生以上・1,000円、幼児・500円など。来場者は園内で摘み取った果実を休憩スペースに持ち込み食べることができる。スタッフの細井美貴さんは「摘み取り体験の時間だけでなく、前後の時間も含めて農園での滞在を楽しんでほしい」と話す。
休憩スペースオープンに合わせて自家製ジェラートの販売も始めた。メニューは、「ブルーベリー」「ブルーベリーヨーグルト 」「ミルク」「いちごみるく」「ショコラ」「生チョコミルク」の定番メニューのほか、「白桃」「ピーチヨーグルト」「クリームチーズ」「抹茶」など季節限定メニューなど、常時8種類。ジェラートは、カップ・シングル=450円、同ダブル=650円のほか、各種トッピング、「くまちゃん」(500円)も用意する。
細井さんは「(ジェラート販売は)農園で収穫しきれず落下したりキズが付いてしまったりした果実を有効活用して食品ロスを削減しようと始めた。当園で栽培した果物をふんだんに使っており、味が濃いと好評をいただいている、ブルーベリーの他にも桃やブドウの栽培も始めているので、新フレーバーのジェラートメニューも試してほしい」と話す。
2022年、総合住宅メーカー「ファイブイズホーム」がCSR・社会貢献活動の一環で農業法人を設立、地域の活性化や交流促進に貢献するべく運営している同施設。ブルーベリー狩りのシーズンオフ期間も休憩スペースは通年営業し、地域住民や観光客が気軽に立ち寄れる場所を目指している。
営業時間は10時~16時。2025年のブルーベリー観光農園営業は8月12日まで。月曜・水曜・金曜定休。(9月1日~木曜も定休)。