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熊谷駅前で「本のわらしべ」企画 思いつなぐ読書交換、火曜限定で

本の交換企画「わらしべ」を紹介する千冊さん

本の交換企画「わらしべ」を紹介する千冊さん

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 「語彙(ごい)力0なので本1000冊読んでみる人」として読書活動を続ける千冊(せんさつ)さんが、熊谷駅前のまちなか交流拠点「ITOMA(いとま)」(熊谷市筑波)で行っている企画「本のわらしべ」では2月に入り交換の動きが出てきている。

「本をわらしべりたい」とわらしべ長者をヒントにした企画

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 千冊さんは、本を1000冊読むことで自分の語彙や言葉がどう変わるのかを実験中。SNSで本の読書記録を投稿しつつ、同施設内シェアカフェでは週1回、「SUKEKIYO COFFEE」を開いてカウンターに立ち、バリスタとしてコーヒーを入れている。

 SUKEKIYO COFFEE営業中に、昔話「わらしべ長者」から思い付き、昨年10月に始めた同企画。カフェの一角にブックカバーで表紙を覆った本を並べ、「この本のどこが好きか」「どんな人に読んでほしいか」などを書いたメッセージカードを置く。来た人は、メッセージを読んで本を選び取り、持参した「誰かに読んでほしい本とメッセージ」を交換していく仕組み。交換する冊数は参加者に任されている。

 始めて1カ月がたったころ、千冊さんが置いた1冊から、交換する人が現れ、千冊さんはSNSで感謝を報告。今年に入り、3冊目のお薦め本を持参した人があり、交換の動きが進んでいる。「この作品が好きという思いがつながっていく感じ。本と一緒に託された気持ちが少しずつ場を行き交っている」と千冊さん。「本が人から人へ、どう連鎖していくかを観察し、その過程を楽しみたい」とも。

 店内には、コーヒーを飲みに来た人と、本の活動をきっかけに訪れた人が交ざり合い、本や「わらしべ」が会話のきっかけになっているという。千冊さんは「本の話題があると、初対面でも話しやすくなった。思いを持つ人とコーヒーを飲みながら話す時間が楽しい」と笑顔を見せる。

 営業時間は火曜17時~22時。

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