ジャパンラグビー・リーグワン「ディビジョン1」第10節が2月28日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で行われ、埼玉パナソニックワイルドナイツが66-19で三重ホンダヒートに勝利した。
POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いたベン・ガンター選手
強風が吹く中行われたこの日の試合は前半戦、風下となったワイルドナイツが相手の連続攻撃を受けながら堅い守りを崩さず、小山大輝選手のトライを皮切りに竹山晃暉選手、ラクラン・ボーシェー選手と続けてトライ。その後相手に1トライを許すが、ディラン・ライリー選手、ボーシェー選手がトライを決め、前半だけで5トライ、コンバージョンキックも5本全て成功させ35-7と大きくリードした。後半も勢いが収まらないワイルドナイツは、さらに4トライを追加しコンバージョンキック、ペナルティーゴールも成功させ、66-19で快勝。今季9勝目を挙げた。
ハーフタイムには、ワイルドナイツのチーム新加入選手が登場。ジェイデン・ジュベール選手、トリスタン・ジュベール選手、髙田凱斗選手、ジュアン・ウーストハイゼン選手、楢本幹志朗選手が「ワイルドナイツの日本一に貢献したい」「日々努力」「初キャップを目指す」とファンにあいさつした。
試合後、金沢篤ヘッドコーチは「強風の中、ファンの皆さんから後押しをもらった」と話す。「強風の中プレーした選手たちは試合前、この厳しい環境の中でも勇気を持ってプレーしていこうという話をしていた。ワイルドナイツらしいラグビーだった」と振り返る。
坂手淳史キャプテンは「80分ずっといい状態の試合はなかなかないが、今週は良いプレーの後もプレーの質を保つことができ、悪いプレーの後は切り替えて良いプレーができていた。相手に試合の流れを渡さないことを、少しずつ試合でできてきていると思う」と話す。
この日の観客数は6180人。観客席では持参した弁当や飲み物を飛ばされないよう守りながら、両チームのファンが力強く声援を送り、手拍子と掛け声で戦う選手たちを応援した。毎回大声で応援しているというファンの1人は「ワイルドナイツの応援は良い意味で自由。まとまってない。皆自分のできる範囲で楽しく応援してきたが、今季はMCの方が先導してくれているので、かけ声もしやすくなっている」と話していた。
次回熊谷ラグビー場でのホストゲームは3月21日。第12節でリコーブラックラムズ東京と対戦する。