行田のシェアキッチン「kate&soi(カテ・アンド・ソイ)」(行田市旭町)にクレープ店「2355(ニーサンゴーゴー)」がオープンして、4月8日で3カ月がたった。
ランチクレープの「ハムクレープ」。サラダに季節ごとのスープとスライスしたポテトとベーコンのミルフィーユポテトが付く
「クレープと猫で、日常にちょっとした『なごみ』を」をコンセプトに掲げる同店。店主の鈴木みどりさんは「クレープはガレットのように平らで、甘くなくもっちりとした生地が特徴。生地に砂糖を使わないことで、食事系にもスイーツ系にも合うクレープが提供できる」と話す。店名は鈴木さんの愛猫「にゃん美(23)」と、勢いをつける「GOGO(55)」に由来し、猫モチーフの食器や自作イラスト入りのメニュー表などをそろえる。テイクアウトにも対応する。
クレープは、「シナモンシュガーバター」(500円)、ランチクレープの「ハムクレープ」「きのこクレープ」(以上、サラダ・スープ・ミルフィーユポテト付き=1,200円)、「チョコバナナ」「キャラメルバナナ」「オレンジショコラ」「はちみつナッツとキャラメルりんご」(以上850円)、同市のいちご園「ベリーズファーム・ハセガワ」の埼玉県オリジナルいちご品種を使った「あまりん」(1,800円)などを用意する。ドリンクは、「あまりんムース」(800円)、「ねこねこプリン」(500円)などのスイーツやコーヒー(450円)、ハーブティー(500円)など。4月30日まで「いちごフェア」限定メニューを販売する。
都内でパタンナーとして働いていた鈴木さんは2020年、働き方を模索して熊谷へ移住。クレープと猫を軸に、実店舗を持つ前のステップとしてシェアキッチンを使っての出店を決めたという。「各地を食べ歩く中、サラダクレープばかりを食べるようになった。食事として満足感のあるクレープのおいしさも知ってほしい」と話す。「あまりん」は同いちご園の味にほれ込んでいるという。出店を機に、クレープと猫友との縁が広がっているとも。
鈴木さんは「シェアキッチンでチャレンジしたことで、自分がどうやりたいかを勉強できている。実店舗をいきなり借りていたら行き詰まっていたかもしれない。季節に合わせてメニューを変え、今後はさまざまな果物を使ったクレープを作りたい。助けてくれる周囲との縁を大切に、少しでもなごんでもらえる店にしたい」と意気込む。
金曜に営業する。営業時間は11時~16時。今後は土曜・日曜の営業も予定している。