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行田で巨大「わらアート」展示 全長18メートルのヤマタノオロチは中へ探検も

全長18メートルのヤマタノオロチ

全長18メートルのヤマタノオロチ

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 行田・古代蓮(はす)の里古代蓮会館前(行田市小針)で現在、「巨大なわらアート展示」が行われている。

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 ギネス世界記録認定や企業とのコラボなど、毎年作品も注目される「世界最大の田んぼアート」の稲わらを使った「巨大なわらアート」。2013年から始まり4回目を迎える。

 今年は「ヤマタノオロチ」をテーマに、田んぼアートの図柄に描かれたスサノオノミコトの神話に登場する8つの頭を持つ想像上の生き物を制作した。大きさは全長18メートル、高さは最高で6メートル。

 稲わらをまとめる作業は稲刈り後に行われていたが、実際の作業は12月に入ってから。土台となる骨組み、竹を使った筋組みを経てわら付けへと続いた。NPOわらアートジャパンの宮島慎吾さん率いる約20人のチームを中心に市役所職員やボランティア、地元建設業者や造園業者らも作業に加わった。

 宮島さんは「縁あって行田でわらアートを制作するようになって4年。毎年田んぼアートの図柄から派生するものをテーマにしている」と話す。

 宮島さんは「ヤマタノオロチの頭から中に入ることができ、中に入ると3つの天窓から光が差し込むようになっている。18メートルのヤマタノオロチのおなかの中を通るようなイメージで、子どもたちに中に入って体験してもらいたい」と話す。「夜にはライトアップされより一層迫力があるはず」とも。

 ライトアップ時間は日没~21時30分。来年3月25日まで。

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