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行田にじか火焙煎コーヒー 好みに合わせて生豆を焙煎

「手間はかかるが個々のお客様に合わせたものを」と焙煎を確かめる河野さん

「手間はかかるが個々のお客様に合わせたものを」と焙煎を確かめる河野さん

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 行田にコーヒー専門店「直火焙煎珈琲(じかびばいせんコーヒー) まめや 忍」(行田市忍、TEL 048-598-4815)がオープンして3カ月がたった。

豆ごとに書かれた「お薦めの焙煎度合い」

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 同店は200グラムから豆を販売し、オーダーごとに生豆を焙煎して提供する。店主の河野直仁さんは、コーヒーに対する深い知識と基本技術の習得により顧客への「豊かなコーヒー生活」が提案できるプロ資格「コーヒーマイスター」を持つ。

 河野さんは「コーヒー豆は焙煎後からどんどん酸化が始まるので、鮮度よく、よりおいしい状態でお客さまに提供できれば」と話す。「200グラムは小型焙煎機で熱が均等に入る最適な量。焙煎で質量が減るので生豆で220グラムを計量している」とも。

 焙煎にかかる時間は約15分。カウンター内に並ぶ小型焙煎機が回り始めると店内に香ばしい匂いが漂う。「自分が一番おいしいと思う焙煎度合いで提供しているが、お客さまのお好みに合わせてコーヒー豆を提案したい」と、注文を受けながら「入れ方」や「飲み方」の趣向を聞き焙煎していく。

 和の雰囲気で落ち着いた店内には「一番お薦め」という「まめや忍ブレンド」(200グラム1,000円)をはじめ、「パプアニューギニアのトロピカルマウンテン」(同1,580円)、「ハワイコナのエクストラファンシー(同4,830円)など、常時12種類以上のシングルオリジンの豆をそろえる。併設するカフェでは、世界各地のコーヒーを日替わりで味わえる「本日のコーヒー」(480円)や紅茶、ケーキも提供する。

 河野さんは「おかげさまで、近所の方をはじめ市内外から来店いただいている。コーヒーについて質問されることも多いので、今後はコーヒーの入れ方教室なども企画していきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。月曜定休。豆の販売は電話で予約を受け付ける。

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