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熊谷にセレクトショップ「D&DEPARTMENT SAITAMA」 洋食店屋上テラスに

店内には埼玉らしい商品が並ぶ

店内には埼玉らしい商品が並ぶ

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 熊谷に6月25日、セレクトショップ「D&DEPARTMENT SAITAMA by PUBLIC DINER(ディアンドデパートメントサイタマ パブリックダイナー)」(熊谷市肥塚、TEL 048-580-7316)がオープンする。

D&DEPARTMENT SAITAMAのご案内

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 「ロングライフデザイン」をテーマに選んだ商品を集めた、デザイナー・ナガオカケンメイさんが展開する同店。物販・飲食・出版・観光を通して地域の「らしさ」を見直す活動を行うD&DEPARTMENTの埼玉店として、同市の洋食・喫茶店「PUBLIC DINER」の2階屋上テラスにオープンする。都内以外の関東エリアへは初の出店となる。

 「ものに出会う『店』から、『こと』を案内して『もの』にたどり着く店」とナガオカさんが紹介する店舗は広さ2坪。「緩やかで新しい感覚のローカルツーリズムの集合場所であり、異なる業態に寄生するスタイル。ものが売れない時代となった今、『モノの販売』から『コトを伝える』を起点にし、そのモノ自体や、それにまつわるコトや文化といった価値をどう伝えていくのか、というD&DEPARTMENTとしても新たな挑戦となる店舗になる。その小ささから、何かを感じ取ってほしい」と話す。「最も小さく、最も新しいD&DEPARTMENTの2020年モデル」とも。

 店内では、ミツバチに果実や野菜のジュースを与えて生まれた新しい蜂蜜のカテゴリー第3の蜜を販売する秩父市のTAP&SAPの商品「秘密」シリーズ(1,998円~)や草加煎餅まるそう一福の「ちいまる君」(378円)をはじめ、埼玉店限定の「ラゲージタグ」(1,836円)D&DEPARTMENTのオリジナル商品、生活用品や食品など約200点をそろえる。

 同店を運営する「PUBLIC DINER」社長の加賀崎勝弘さんは「当店は『商品』から始まり『活動』がメインになる。その活動は、時にD&DEPARTMENTの枠をはみ出した大胆な行動になるはず。僕は、ナガオカさんから、『真面目にはみ出すこと』を期待されている気がしてならない。『ニッチでコアな営み』と『王道を歩む人と組織』を繋げること、HOMEGROWN(ホームグロウン)=地元愛を育むこと、この2つを胸に、驚きと発見を大切にしながら、弊社らしい方法で、埼玉を伝えていく」と意気込む。

 24日にはオープニングパーティーを開催。一般参加も受け付けており、当日店内で買い物もできる。パーティーでは、24人の市民ライターが熊谷市の個性を見つめ直した熊谷ガイド「d design travel WORKSHOP KUMAGAYA」の発行を記念して掲載地の方や市民ライターによるリレートークも企画。加賀崎さんは「一部熊谷号の商品も並ぶ予定。『埼玉らしさ』を発信する新たな拠点の誕生を一緒にお祝いしましょう」と来場を呼び掛ける。

 営業時間は11時~17時。水曜定休。24日の申し込みは電話またはウェブで受け付ける。

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