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熊谷のコミュニティーサロンで「ヒゲ・ゼミ」 「ヒゲ倶楽部」メンバーが講演

コミュニティーサロン「キューノ」の外観

コミュニティーサロン「キューノ」の外観

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 熊谷のコミュニティーサロン「キューノ」(熊谷市銀座)で3月27日、ひげの成分や歴史、文化を紹介する「ヒゲ・ゼミ」が開催される。

講師の大橋正宏さん

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 同サロンは2011年に開局したミニFM「熊谷ヤバイラジオ88.1」の拠点を作ろうと、約30年空き店舗だった商店を改装。「旧宇野商店」にちなんで「キューノ」と名付けられ、2016年に開設された。現在は熊谷の文化芸術発信拠点として活用され、さまざまなジャンルのイベントが開かれている。「自分の作品を展示販売したい」「映画上映したい」「イベントを開きたい」などさまざまな目的で貸し出す。この場所で起きる「何か」を通じて人と人とが出会い交流し、相互発展していくことがサロンの狙いだ。

 先月、寄居町主催「まちゼミ」の一つとして行われた「ヒゲ・ゼミ」。参加者から「とても興味深かった、もう一度聞きたい」と再度開催の要望があり、サロン主催で開くことになった。

 講師には理容師であり日本で唯一のひげの専門チーム「ヒゲ倶楽部」のメンバー、大橋正宏さんを招く。大橋さんの所属する「ヒゲ倶楽部」についての解説をはじめ、江戸の大髭禁止令から324年ぶりに発令された「平成の髭禁止令」について歴史を振り返って紹介するほか、ひげが日本のビジネス・シーンに不向きな理由についても言及する。

 ひげのあるなし、男女年齢にかかわらず誰でも参加でき、ゼミ終了後にはひげを題材にしたディスカッションを含む交流会を予定する。

 講師の大橋さんは「ひげを生やすのはNGという業界がまだまだ多い。そもそも何故ひげがNGなのか、ひげとは一体何なのかを知ってもらいたい」と話す。「これからひげを生やしたい男性、ひげを生やしている人はちょっと…と言う女性、ひげを生やして仕事に来るなど常識がないと考える働き盛りの方など性別、年齢問わず気軽に参加してほしい」とも。

 開催時間は20時~21時。講義料は80円。定員15人。

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