地元食材を使った料理や特産品を集めて地域の魅力を伝えるイベント「地域食材フェスティバルうまかんべ横丁2022 in 内行田」が10月10日、コスモプリンツ(行田市忍)駐車場で行われる。
行田市の地域資源を生かした商品や飲食店を知ってもらおうと企画したイベント。「全国丼グランプリ」で金賞を受賞した「Bistroふじやま」や、おからを使ったコロッケで地域の郷土食「ゼリーフライ」を提供する「串焼 和」、地元食材を使ったピザの「無国籍料理かもん」など12の事業所が出店。物販ブースには明治9年創業で行田在来青大豆を使った納豆を販売する「ひしや納豆」、サムライ足袋の「武蔵野ユニフォーム」、スリッパを販売する南河原商工会など7事業所が出店する。子ども向けの縁日ブースも設置する。商品はチケット制で、商品と交換できるチケットを1束2,000円で販売する。
ステージパフォーマンスでは、「忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」が演舞で会場を盛り上げるほか、プレゼント争奪大じゃんけん大会も予定、勝者には同市商工会議所支援の展示ブース内商品を進呈するという。行田商工会議所の田口泰伸経営支援課長は「2018年から2021年の4年間、行田商工会議所と南河原商工会では行田市の地域資源を生かした商品開発を支援する事業を行ってきた。商品の認知度向上を図ると共に、コロナ禍で影響を受けた市内飲食店や市内農家を応援したい」と話す。「新商品はアイデア段階から実際販売するまで大変だった。今後も各店や行田市の定番商品になるように支援を続けていきたい」とも。同吹譯秀和経営指導員は「行田にはまだ知られていない魅力がたくさんある。当日、行田のキラリと光る商品や出店者を集めて、お待ちしている。食べて、見て、知ってほしい」と来場を呼びかける。「前売りチケットは行田商工会議所で購入でき、当日券も用意する」とも。
開催時間は10時~19時。飲食店は11時~。入場無料。