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埼玉ワイルドナイツ開幕から8連勝 熊谷市内で紙チケット販売、当日券も

「ラスボス」の異名を持つ堀江翔太選手が今シーズン初の先発出場でゲームキャプテンを務め、稲垣啓太選手はトップリーグとリーグワンで通算100試合出場の記念試合となった

「ラスボス」の異名を持つ堀江翔太選手が今シーズン初の先発出場でゲームキャプテンを務め、稲垣啓太選手はトップリーグとリーグワンで通算100試合出場の記念試合となった

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 ジャパンラグビーリーグワン1部第8節が2月18日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で行われ、埼玉パナソニックワイルドナイツは41-6で花園近鉄ライナーズに勝利した。観客数は5553人。

試合のPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれた山沢拓也選手

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 試合は前半、ヴィンス アソ選手が先制点を決めると続けてヴァル アサエリ愛選手が連続トライ。山沢拓也選手が走り抜いてトライ、丹治辰碩選手がトライし27-3で折り返した。後半もさらにプレッシャーをかけ、攻めの姿勢を崩さず最後までライナーズのトライを許さなかった。

 当日は、「試合後半から出場して相手を追い詰める=ラスボス」の異名を持つ堀江翔太選手が今シーズン初の先発出場でゲームキャプテンを務め、稲垣啓太選手はトップリーグとリーグワンで通算100試合出場の記念試合、丹治選手が今シーズン初出場とメモリアルが重なった。

 埼玉ワイルドナイツのホストゲームのチケットはこれまでオンライン販売のみだったが、今回の試合から市内4カ所で対面販売が始まった。販売は「ワイルドナイツ サイクルステーション&カフェ」(熊谷市小曽根)「WILD KNIGHTS TEAM&STORE さくらオーバルフォートby FOOTBALL MARK(フットボールマーク)」(上川上)「梅林堂ラグビーロード店」(中西)「梅林堂箱田本店」(箱田)で、試合の約2週間前から前売り券・当日券(以上、紙チケット)を現金引き換えで販売する。ワイルドナイツサイクルステーション&カフェの児玉伸太郎店長は「買い求めやすい方法でチケットを購入してもらいラグビー観戦のきっかけになれば。紙のチケット購入を通じて地元の店も知ってもらいたい」と話す。

 2月18日は、紙チケットの販売が熊谷ラグビー場南広場に出店したワイルドナイツチームストア「FOOTBALL MARK」ブース内でも行われた。「当日券販売」との看板を出し販売したところ、開始直後から訪れる人の姿があった。販売対応スタッフは、一人ひとり手数料がかかることやスマートフォンとクレジットカードがあればオンラインチケットが購入できることなどを説明した上で、紙チケットの注文を受け付けた。

 当日券を購入した熊谷ラグビー場の近所に住んでいるという夫婦は「天気が良いので散歩がてら来てみた。ワイルドナイツの観戦は初めてで楽しみ。近くだからまた来たい」と話していた。市外から家族で来たという男性は「会場に来れば当日券は手に入ると思っていた。スマホにアプリを入れるのが嫌なので手数料は気にならない。当日券の販売があってよかった」と話す。市内外や県外からも訪れる人があり、この日は同ブースで55枚の当日券購入があったという。

 次回の熊谷ラグビー場でのホストゲームは3月4日。クボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦する。

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