東松山市が3月15日、WBC日本代表で活躍するヌートバー選手の応援メッセージボードを東松山市役所1階ロビーに設置した。
「がんばれ!ヌートバー選手」設置1日で寄せられた応援メッセージは100件という
「侍ジャパン」のラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー選手の母親(久美子さん)が同市出身、祖父(榎田達治さん)が東松山市在住であることから、同市役所は市を挙げて「東松山市ゆかりのヌートバー選手を応援しよう!」と呼びかけ、市民やファンからの応援メッセージを募集している。
「めざせ世界一!侍ジャパン」と大きく書いた応援メッセージボード。祖父の達治さんが必勝祈願のメッセージを記したホームベース型の巨大絵馬も同じ場所に展示する。記入台に色とりどりの付箋とペンを用意してあり、誰でも自由に応援メッセージを書くことができる。取材した16日には市民のみならず県内外から訪れる人があり、思い思いのメッセージを記してボードに貼り付けたり記念撮影したりする姿が見られた。
ボードには「たっちゃんガンバレー」「目指せ世界一!」「GO!GO!ぬううう!」「頑張る姿に勇気をもらっています。頑張れ!ヌートバー」「すてきな笑顔ありがとう」(以上原文ママ)といったメッセージが寄せられている。県外から訪れた男性は「ヌートバー選手にゆかりがあると知って、今日が準々決勝ということもあり、今日しかないと思った。東松山市に来たのは初めて。地域で応援する雰囲気がいい」と笑顔で話した。ヌートバー選手のユニホームを持参し、撮影していた女性は「以前から野球が好きで応援しているが、WBCでヌートバー選手を知ってファンになった。日本への熱い思いが伝わってくる。プレーもパフォーマンスも笑顔もいい」と話した。近所に住んでいるという夫婦は「野球は詳しくないが、試合を見て応援するようになった。地元に縁のある選手が活躍してくれてうれしい。準々決勝も勝ってほしい」と期待を寄せる。
1次ラウンドを4戦全勝した侍ジャパン。16日は準々決勝が行われる。