「TSUTSUMI COFFEE(ツツミコーヒー)」(熊谷市拾六間)と「直火焙煎(じかびばいせん)珈琲(コーヒー) まめや深谷館」(深谷市上原)のコラボイベントが12月10日、TSUTSUMI COFFEEで行われる。
浅いりや中深いりのフルーティーなスペシャルティコーヒー、エスプレッソマシンを使ったドリンクを提供する「TSUTSUMI COFFEE」と、店内で焙煎した深いり豆をハンドドリップでいれる「まめや深谷館」。それぞれの店主のツツミヒデユキさんと飯嶋孝之さんが、「同じコーヒー屋でもニュアンスが異なる。お互いに店でできないことを補い合い、コーヒーの新しい可能性を見つけたい」と企画した。
今回はTSUTSUMI COFFEEでツツミさんと飯嶋さんがコーヒーをいれる。メニューは「まめや深谷館」の豆を使った「エスプレッソ」や「カフェラテ」、10種類の豆から選ぶ「ハンドドリップコーヒー」(500~円)など。客と話をしながら好みを聞き出し、豆を提案する。TSUTSUMI COFFEEのカフェメニュー、フード、スイーツなど通常メニューも用意する。
中学時代に部活動で知り合い、大人になってからコーヒーの話をするようになったという2人。2店は客層が重なる。ツツミさんは「互いのお客さまに共通しているのは、コーヒーのいろいろな楽しみ方を楽しめる人が多いこと。浅いりが好きな人もいれば、深いりを飲みたい人もいるし、浅いりだと甘いスイーツには物足りないと感じる人もいる。楽しみ方はそれぞれ。イベントをきっかけに互いの店を知ってもらい、『これもいい』『こっちもありだね』と、コーヒーの楽しみ方が広がればうれしい」と話す。
飯嶋さんは「(ツツミさんが)コーヒーを飲む時間、空間にはコミュニティーができやすい。なくてはならない場所だと話していて、本当にそうだなと共感した。店同士もお客さまも、つながりを大事にするイベントにしたい」と意気込む。今後も継続開催する予定で、「お客さまの反応を見ながら第2弾、第3弾の内容を考えたい」とも。
開催時間は10時~17時。