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熊谷出身の幼なじみコンビ、さくらめいとで「デュオコンサート」

「クラシックからポップスまで、音楽を楽しんで」と来場を呼びかける浅見さん(左)と島田さん(右)

「クラシックからポップスまで、音楽を楽しんで」と来場を呼びかける浅見さん(左)と島田さん(右)

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 「ピアノデュオコンサート」が6月9日、熊谷文化創造館さくらめいと(熊谷市拾六間)月のホールで行われる。

前回のコンサートの様子。仲の良さが伺える、幼なじみコンビ

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 いずれも熊谷市出身のピアニストで、浅見彩賀さんと島田千尋さんが開くデュオコンサート。熊谷での公演は昨年に続き2回目になる。

 演奏曲目は「月の光」「ハンガリー舞曲集」「ラプソディ・イン・ブルー」「アナと雪の女王メドレー」「サウンド・オブ・ミュージックメドレー(ドレミのうたなど)」「日本の四季メドレー」「花は咲く」など。前半はクラシックで、後半はポピュラー音楽で、それぞれ構成し、誰もがどこかで耳にしたことがある曲を中心に演奏するという。中でもドラマ「のだめカンタービレ」のエンディング曲として知られる「ラプソディ・イン・ブルー」は同コンサートのメイン。島田さんは「元々オーケストラとピアノで奏でられる曲。私たち2人のピアノからオーケストラの音色を想像してもらえるような演奏ができれば」と意気込む。

 2人は同じ音楽教室でピアノを始め、同じ高校と大学で音楽を学んだ。大学在学中、サークルの演奏会で初めてデュオで演奏したことをきっかけにコンビを組むようになり、卒業後も続いているという。

 「もう20年以上の付き合いだが、自分たちもびっくりするくらい仲が良い。毎年の夏合宿や海外留学など、良い思い出も苦い思い出も共有してきた」と島田さん。浅見さんの印象を島田さんは「優しくて音楽に対して愛情を持っている人」と話す。島田さんの印象を浅見さんは「細やかで音楽面でも尊敬できる人」と話す。

 デュオについて、島田さんは「1人だと指が10本しかないので、出せる音が限られるが、デュオなら20本。それだけ迫力のある音色や音量で表現の幅が広がる。2人でアイデアを出し合い、音楽を作り上げていくところもデュオの魅力」と話す。「今後も熊谷でデュオコンサートを開き、お客さまともっと関われるような参加型のコンサートを企画していきたい。地元に音楽の素晴らしさを還元できれば」とも。

 13時30分開場、14時開演。チケットの価格は、一般=2,000円。小学生以下=500円。予約はオンラインフォームで受け付ける。

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