「ampかわいいサミット」が8月21日、熊谷八木橋百貨店8階カトレアホールで始まった。
会場の入り口では、「熊谷なないろ食堂フードドライブ」も開催中
今年で15回目を迎えた、障害のある人たちが作る1万点以上の商品が一堂に会するイベント。手作り雑貨やアクセサリー小物、焼き菓子、米菓、服飾など40以上の福祉施設や個人が手がける商品を販売するほか、アート作品を展示・販売している。24日、25日は音楽ライブやダンスなどのパフォーマンスも行う。
「amp」は、「art!」「meet」「Performance」の頭文字から名付けた造語。「art=芸術」「meet=会う」の意味のほか、音を増幅する音響機器「アンプ」と掛け合わせて、「皆の思いを集約し増幅したい」という意味も込める。埼玉北部を中心に障がい施設や福祉施設など40の団体が出店。利用者が製作した「かわいいもの」「おいしいもの」をセレクトして販売し、その魅力を発信している。2020年はコロナ禍で中止し、2021年は新型コロナ対策のため販売とアート作品展示のみで開催。昨年からパフォーマンスを再開した。
実行委員会の齋藤貴美子さんは「このイベントは前理事長・故田島隆宏さんの呼びかけで始まり、多くの方の協力で継続することができている。回を重ねるごとに広く知られるようになり、福祉施設の作品披露の場、他事業所の作品を見たり学んだりする貴重な機会になっている」と話す。
市外から訪れた女性は「来るのは3年目だが、展示品が毎年レベルアップしている。特にかわいい小物が毎回楽しみ。ブースに販売スタッフがいてくれる場合は、作り手の話が聞けるるのもいい」とほほ笑む。
開催時間は10時~18時(最終日は15時まで)。入場無料。今月26日まで。