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熊谷駅コンコースに観光案内所 地域の魅力発信、グルメや土産販売も

熊谷駅観光案内所オープン記念式典、関係者によるテープカット

熊谷駅観光案内所オープン記念式典、関係者によるテープカット

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 熊谷駅観光案内所(熊谷市筑波、TEL 048-594-9292)が3月21日、JR熊谷駅構内にオープンし、記念式典が行われた。

オープンと同時に入店規制が行われるほどにぎわった

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 熊谷駅の改札を出て、北口エスカレーターに向かう「熊谷の玄関口」にオープンした同案内所。以前は旅行センター「びゅうプラザ」があった場所に、熊谷市と近隣市町の観光スポットや地元グルメの紹介、ラグビーなどのスポーツや季節ごとのイベント情報、地域文化や歴史を発信する施設に熊谷市が整備。オープンした。店舗面積は約110平方メートル。一般社団法人熊谷市観光協会が運営する。

 入り口の足元には、今月新しく発表された「熊谷市シティプロモーションロゴマーク」が大きく描かれ、壁には市内や市周辺の見どころマップ、棚には古墳や史跡、神社仏閣、近隣市町など周辺観光のパンフレットが並ぶ。熊谷銘菓「軍配せんべい」や熊谷うどん、ニャオざねサブレ、手作りあめ、地酒、ジェラートなど市内店の商品や新ロゴマークのグッズ、「ラグビータウン熊谷」のシンボルマーク「スクマム!クマガヤ」のグッズ、「熊谷染」を使ったグッズなども販売する。

 フロアにデジタルサイネージを配置し、市内名所を映像で案内している。案内・物販スペースと事務所スペースに分け、熊谷市観光協会事務所も併設する。

 熊谷市観光協会の野口一都事務局長は「改札口に面した目立つ立地を生かし、立ち寄りやすく『地域ならではのヒト・コト・食・文化等を発信し、たくさんの『いいね』を知ってもらう場所に』をコンセプトに開設した。県北部の玄関口としての熊谷の魅力を余すところなくPRし、近隣市町村とJRと連携して観光の振興をパワーアップしていく」と話す。「駅利用者や熊谷を訪れる人たちへの『おもてなし』の充実に努めたい」とも。

 記念式典では、オープニングアクトとして熊谷出身のバリトン歌手・原田勇雅さんが「さくらさくら」「サンタルチア」の2曲を披露。コンコースに響く歌声に、大勢の人が足を止め聴き入っていた。集まった人に「熊谷市のノベルティ」を配り、熊谷産小麦の地産地消推進活動を行う団体「くまがや小麦の会」も「熊谷の小麦で作ったサブレ」を無料配布した。案内所がオープンすると行列ができ、50食限定で特別販売した「妻沼のいなり寿司(ずし)」はあっという間に完売した。

 営業時間は9時~18時。

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