熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」(熊谷市原島)で11月4日、「くまぴあ祭り」が開かれる。
同施設は旧熊谷市立女子高校の施設を有効活用し、生涯学習施設として2013年に開設した。人工芝のグラウンドや宿泊施設も整い、合宿や研修など市民を中心に誰でも登録、利用することができる。今回は、4月の指定管理者制度導入後、初めての大掛かりなイベントとなる。
イベントでは、スポーツ吹矢の体験や藍染め、そば打ち体験、オリジナルトートバック作り、LEDライトや土を使わないハイドロカルチャーの多肉植物ポット作り、木のネックレスやバッジ、ぶんぶんコマを作るクラフト工作など参加型プログラムを中心に企画するほか、フリーマーケット、キッチンカーでのフード販売も予定する。
担当の石原実季さんは「まだまだ『くまぴあ』を知らない人が多い。イベントに来てもらい、開催している講座や利用団体を知ってもらうきっかけになれば」と参加を促す。「施設内を紹介する意味もあり、屋内を回遊するようにプログラムを配置した」とも。
石原さんは「自主事業として文化面でもスポーツ面でも幅広い層に向けた講座を開催している。初めてでも楽しめるものや子どもが参加できるものも多いので気軽に参加してほしい」と話す。「当イベントや講座から趣味の幅を広げたり、友達との交流を深めたりする場として利用してもらえたら」とも。
開催時間は10時~16時。入場無料。事前申し込みが必要なものもある。