熊谷のメヌマハウス内(熊谷市妻沼)に2月28日、熊谷市近隣の作家が手掛ける商品を取り扱ったセレクトショップ「ab」がオープンした。
コーヒーショップやパン店に隣接した同店は、子どもから大人までの幅広い年齢層に対応した、ここでしか手に入らない商品にこだわる。アパレルやガラス製品、雑貨や菓子、独自ブレンドのコーヒー豆など、それぞれの作家が制作した個性的で独創的なものが並ぶ。
店名の「ab」は、「始まりのきっかけ」という意味。客はお気に入りの作家との出会いのきっかけに、作家は自身の商品が多くの人に売れていくきっかけになればとの思いから名付けられた。
代表の本間晶子さんは「多くの方のご縁や協力があって開店できた。すてきなものづくりをしている地元の作家さんを、ファンの方にも、今まで知らなかった人にも、たくさんの人に知ってほしい」と話す。
同店ディレクターのカシワギバーズヒロアキさんは「お客さまや作家さんにとって、『ab』が幸せの循環を生む場所になればうれしい。独自のブランドで作家さんと協力し、魅力的なプロダクトを作っていきたい」とも。