熊谷地方気象台は4月4日、熊谷市内「熊谷桜堤」（熊谷市河原町）で桜（ソメイヨシノ）の満開を観測したと宣言した。

　JR熊谷駅から徒歩5分の場所にある熊谷桜堤は、「日本さくらの名所100選」に選ばれている桜の名所。約2キロに渡り土手沿いに植えられた約500本のソメイヨシノと土手を覆うように咲く菜の花とが美しいコントラストで、毎年大勢の花見客が訪れている。今年は平年より1日早く、昨年より9日遅い満開宣言となった。

　4月5日現在、雑誌「ウォーカープラス」のネット版「全国の人気お花見スポットランキング」では、1位の大阪城公園の桜、2位の目黒川の桜に続き全国第3位に付ける人気ぶり。

　熊谷市観光協会は4月7日まで「熊谷さくら祭」を開催。期間中18時～21時には桜のライトアップが行われ夜桜も楽しめる。河川敷に臨時駐車場（約250台分）を確保しているものの、例年混雑が予想されるため公共交通機関での来場を呼び掛けている。