障がいのある人たちが作る作品を集めたイベント「ampかわいいサミット」が8月22日、八木橋百貨店8階のカトレアホール(熊谷市仲町、TEL 048-523-1111)で始まった。
11回目を迎えた同イベント。会場内に手作り雑貨や小物などがずらりと並び、ユニークなアート作品の展示や販売、誰でも参加できる手作りアクセサリーのワークショップも行われる。イベントステージではコンサートや、障がいのある人もない人も一緒に楽しむ音楽やダンスのパフォーマンス、恒例となった裂き織りのファッションショーもある。
「amp」は「art! meet Performance」の頭文字を取ったもので、アンプ(音声を増幅する音響機器)=「みんなの思いを集約して増幅したい」という願いが込められた。埼玉県北を中心に30以上の全国各地の障がい者福祉施設から「かわいいもの」「おいしいもの」をセレクトし、製品の魅力を発信。今年は「あ、見つけた!やっと見つけた めぐるキモチ」をテーマに掲げており、実行委員会は「たくさんの品の中から自分のお気に入りを見つけてほしい」と来場を呼び掛ける。
実行委員長の齋藤貴美子さんは「今年も皆さんのおかげでかわいいサミットを開催することができる。これも、毎回無償で出演を快諾してくださるアーティストの方々をはじめ、たくさんの人の協力のおかげ。準備する側も回を重ねるごとにクオリティーが上がり作品は毎回好評で、後半には商品が少なくなってしまうこともある。ワークショップやステージイベントなど盛りだくさんの内容なので、親子で一緒ににぎやかで楽しい空間を過ごしてもらえれば」と話す。
開催時間は10時~18時(最終日は15時まで)。入場無料。今月26日まで。