河原で行う夜市「寄って居ってまるちぇ2019夏!」が8月31日、荒川玉淀河原(大里郡寄居町寄居)で開催される。主催は Yorii あらかわめっせ。
中心市街地活性化事業により今後、駅前広場や幹線道路の整備などが大きく変わることが予想されている寄居町で、「未来への寄り道」をテーマに、変わっていく町を体感してもらい、楽しんでもらおうと今年3月に初開催した同イベント、今回で2回目。
「まるちぇ」はフランス語で「市場」を意味するマルシェ(marche)から、気軽に立ち寄ってほしいとの思いを込めて、「寄って行って=寄って居ってまるちぇ」と名付けた。主催のYorii あらかわめっせは、寄居若者会議、まちづくり寄居、寄居町、寄居町商工会から有志で結成した活動団体。1987(昭和62)年に町内各所で活躍する人々が町を盛り上げたいと結成した「 Yorii あらかわめっせ21」の思いを引き継ぐ。
当日は同町の名勝「玉淀河原」で、夜の野外イベントを通して夏の終わりを楽しんでもらう。寄居町と秩父市内から飲食店9店舗が出店し、タコライスやホルモン焼きなどの肉料理をはじめ、有機野菜のジュース、ペレットストーブで焼くピザ、オーガニックドリンクや秩父ビールなどを提供。会場では寄居ゆかりのアーティストらが集まり、ライブを企画。一夜限りの大競演となる。人数限定で映画「ムーミン谷とウインターワンダーランド」も無料上映する。まちづくり寄居の上田さんは「この時期に冬の映画だが、大人も子どもも楽しめる作品。ぜひ多くの人に来場してほしい。このイベントを公共空間活用の実験と位置付けている。公共空間は行政のものではなく、住民のものなので、今回うまくいけば、町の公園などの公共空間で、いろいろ仕掛けて行きたい」と話す。
開催時間は17時~21時。入場無料。