熊谷市観光協会が現在、地域の体験コンテンツを集めたギフトカタログ「極上の日常を旅するギフト」を製作する市民編集部のメンバーを募集している。
熊谷市の魅力を掘り起こし、暮らしの中で感じた感動体験を「ギフト」として誰かにプレゼントする「極上の日常を旅するギフト」。有志で市民編集部を募り、「ギフト」の中身となる熊谷らしい活動や感動体験のアイデアを出し合い、編集した後に、地域発のギフトカタログとして試作販売まで行う。
市民編集部の活動として11月6日、11日、22日にワークショップが行われた。参加者らは事業説明を受けた後、それぞれの「感動体験」をチーム内で話し、「あげてうれしい」「もらってうれしい」ギフトについてアイデアを出し合った。開始直後は自分が感動したことを言葉にして話すことに戸惑っていた参加者らは、メンバーの話を聞くうちに笑顔が増え、会場は温かい笑い声に包まれた。「感動をシェアするのっていいね」「優しい気持ちになる」と声があった。参加者からは「贈り物がモノだけじゃなくコトも選択肢になったら素敵だなと思っていたし、それが地元のモノやコトだったらなおさらいい」、「遠くに行きにくい今だからこそ、地元を見直すいい機会だと感じる。自分の考えたギフトで誰かが喜んでくれることを想像するととてもワクワクする」と声があがった。
同観光協会の時田隆佑さんは「それぞれ暮らしている中で、熊谷の良さをさまざまに体験している。そのふとした感動をギフトとして送り合えれば、もっとすてきなまちになれると思う。具体的にギフトを贈る相手をイメージしながら、どうしたら喜んでもらえるかを編集部の皆さんと考えていきたい」と話す。「今回と同じ内容で11月26日にワークショップを行う。熊谷ならではのギフトを探すきっかけになれば」と参加を呼び掛ける。
ワークショップは申し込みフォームで受け付ける。参加無料。