創作ハーブティー専門店「ALL MY TEA」花園本店(深谷市荒川、TEL 0495-24-6630)が5月8日、オープン1周年を迎えた。
ハーブティーの楽しさや奥深さを探求し「毎日飲みたい」と思えるハーブティーを届けたいと、世界中の植栽地からハーブを輸入しオリジナルブレンドを製造する同店。2013(平成25)年、通信販売からスタートし、実店舗は上里本店、札幌店に続く3店舗目。関越自動車道花園インターチェンジ近くの生活雑貨店「HA-Z Classier(ハーズ クラシエ) 」の一角。茶葉の販売だけでなく、ハーブティーを使ったオリジナルドリンクをテークアウト販売する。
国際品評会で最高ランクの3つ星を受賞した「プレミアムレスト」(Sサイズ890円)をはじめ、お湯を注ぐ前からドライフラワーのような香りで「飲むとバラが体の中から外へ広がる」という「ビューティーライオット」(同920円)や蜂蜜のような香りと甘みがある「ハニーブッシュホリデイ」、白茶ベースに南国果実を合わせた「トロピカルウィッチ」、野菜とハーブをブレンドしたサラダハーブティー「シャインオアシス」、ベリーを中心に集めた「ルイボスストロベリー」(以上、同890円)など。グラム販売するリーフ(茶葉)タイプとティーバッグタイプを用意するほか、手軽に試せるティーバッグ1包の商品もある。商品前には香りを試すミニボトルを置き、その場で試飲できるものもある。
奥のカウンターでテークアウト販売するドリンクメニューは、青色が目を引くバタフライビーにココナツとパイナップルを合わせた「クリームバタフライフラッペ」や「キャラメルクリームルイボスフラッペ」「クリームローズフラッペ」(以上560円)をはじめ、ハーブティーに炭酸を合わせたスパークリングセパレートティー(510円)、「プレミアムレスト」「ルイボスラズベリーティー」(以上390円)など。「ラベンダーミルクティー」「キャラメルミルクティー」(以上520円)も用意する。ドリンクに使うクリームは無農薬飼料にこだわり、長時間低温殺菌で「搾りたてに近い味わいのものを使う」という。社長の田部井秀明さんは「ハーブティーは自然のものなので、合わせるものもできるだけ自然に近いものが合う」と説明する。
昨年コロナ禍の中でオープンした同店。田部井さんは「積極的に試飲をお勧めしたり、イベントを企画したりするのは難しい状況だったが、リピーターやカフェインレスを求める方にも利用いただいている。以前から試飲の感想を伺いながら、お客さまと一緒に商品や店作りを進めてきた。これまで続けてきたお客さまとのつながりが感じられてありがたい」と1年を振り返る。
田部井さんは「ハーブティーは飲みにくいイメージがあるかもしれないが、幅広い世代の方に飲んでいただけるように心掛けてブレンドしている。商品名や素材、パッケージの雰囲気からどんな香りなのか味なのか想像して楽しんでいただけたら」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~19時。木曜定休。