「渋沢栄一 青天を衝(つ)け 深谷大河ドラマ館」(深谷市仲町、TEL 048-551-8955)で11月14日、入場者10万人を達成した記念のセレモニーが行われた。
10万人目の入場者は鴻巣市から訪れた3人家族。セレモニーでは小島進深谷市長、沼尻芳治大河ドラマ「青天を衝け」深谷市推進協議会副会長から花束と記念品の「深谷ねぎ」「煮ぼうとうセット」「ドラマ青天を衝けDVDボックス」が贈られた。
記念すべき10万人目となったことに父親は「思いもよらず、このような機会を設けていただきありがとうございます。ドラマは第1回から欠かさず見ている。身近な深谷市のことも知らないことがあり大変興味深い。ドラマを通じて渋沢さんのことを知り、学ぶことがあった。これからの生活に生かしていきたい」と笑顔を見せていた。
沼尻副会長は「10万人目は狙ってもできるものではない、この幸運を家の発展に生かして」と祝い、小島市長は「10万人達成をうれしく思う。渋沢翁が逆境に立ち向かう姿は、今の私たちの生活にも何かヒントになることがある。ドラマが終了しても皆さんの心に残れば」と話す。
ドラマ館では11月11日から渋沢栄一と喜作の洋装展示が始まった。明治に入って2人が仕事着として身に着ける背広やコートにはそれぞれ特徴があり、動画や展示で衣装デザインのコンセプトも紹介している。
開館時間は9時~17時。館内は一部展示を除いて写真撮影可能。入場料は大人(18歳以上)=800円、小人(小中高生)=400円、未就学児無料。2022年1月10日まで。