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行田の観光情報館でTBSドラマ「陸王」展示 ドラマの世界再び

シューフィッター村野さんのノートを手に来館を呼び掛ける長谷川さん

シューフィッター村野さんのノートを手に来館を呼び掛ける長谷川さん

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 行田市の観光情報案内や市内特産品販売を行う「観光情報館ぶらっとぎょうだ」(行田市忍、TEL 048-554-1036)で現在、TBSドラマ「陸王」の撮影に使用された小道具が展示されている。

「陸王」の舞台をめぐる行田市ロケ地MAPも配布

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 1月初めから3期に分けて行われている同展示、期間によって展示内容が変わる。足袋型ランニングシューズ「陸王」の初代から最終形の5代目まで、歴代「陸王」が勢ぞろいするのは今回が初めて。

 展示する小道具は、同市がTBSから譲り受けたもの。歴代「陸王」のほか、サポートする選手のありとあらゆる情報が書き留められたシューフィッター村野のノートや「割り本」と呼ばれる手作りの台本の複製など。中には実際に手に取って見ることができるものもある。

 同館の長谷川龍さんは「家族連れや夫婦で来館され『茂木選手のランニングウエアだ』『シルクレイって本物なの』と熱心に見ていただく方が多い。『ドラマを見て行田に興味を持った』という青森から来た夫婦や、愛知や大阪からの来館者もいる。撮影に携わった当市の職員にとっても、大変思い入れのあるドラマ。5代目『陸王』完成の決め手となったグラム数を計り表示するなど『あのシーンだ』と一目で分かるような展示をしているので、改めてドラマ『陸王』の世界を楽しんでもらえれば」と話す。「こはぜ屋の商品パンフレットや信用調査表など、劇中で使われる小道具は、『まさかこんなにも』というリアルさでびっくりするはず」とも。

 ドラマは昨年10月15日~12月24日に放映され、延べ7万人ものエキストラが参加し、同市周辺でも大規模な撮影が行われた。最終回の平均視聴率は20.5%を記録した。

 開館時間は9時~16時。入館無料。2月12日まで。

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