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東松山のコミュニティーカフェが移転・再開 日替わりシェフのランチ、個展も

NPOチーム東松山のの松本浩一さん(左)と店内スタッフ、本日担当シェフの松原さん(右)

NPOチーム東松山のの松本浩一さん(左)と店内スタッフ、本日担当シェフの松原さん(右)

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 東松山市のコミュニティーカフェ&ギャラリー「まちカフェ」(東松山市箭弓町)が5月1日、ぼたん通り商店街に移転し、営業再開した。運営はNPOチーム東松山。

ショーケースを利用したギャラリー

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 同店は昨年11月、立ち退きにより閉店を余儀なくされたが、同商店街のカメラ店「松山フォトサービス」の店主夫妻から「無くなってしまうと寂しい。店を半分使わないか」と声を掛けられ再開にこぎ着けた。

 店舗面積は21坪、席数は18席。以前と同じく、環境や健康をテーマとしたコミュニティーカフェとして、キッチン付きのカフェスペースを貸し出し、月曜から土曜まで日替わりシェフが飲食店や喫茶店にチャレンジする。

 出店者は、自家酵母を使ったパンランチや農家直営のおむすびランチ、薬膳カフェ、野菜ソムリエのそばランチ、障がいのある人のスタートアップ支援など。小さな子どものいる主婦がお茶を提供し、和菓子店を営んでいた店主が和菓子を提供するというコラボもある。

 店内にはカメラのショーケースをリニューアルしたギャラリーがあり、現在は同NPOが交流を続ける宮城県東松島市在住、阿部雄(あべたけし)さんの作品展を開催。今後もさまざまな展示を企画するほか、個展などギャラリーの利用も受け付ける。

 同NPO代表理事の松本浩一さんは「半年ぶりのオープンで『まちカフェ』第2章のスタート。カメラ店とコミュニティーカフェとのコラボでどのような『化学変化』が起こるのか、楽しみ。各地で増えているコミュニティーカフェだが、かつての井戸端のように人と人がつながる『場』、集まった人たちとともに事業が生まれるような『場』になれば」と話す。「日曜はイベント貸し出しを行うほか、『東松山・自由学校』として、子どもから大人まで、楽しく学べる社会教育の講座を6月以降に開講する予定」とも。

 営業時間は出店者により異なる。

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