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深谷ねぎ進呈する「献血ねぎらいキャンペーン」 埼玉県内各地で

キャンペーンで配布する「深谷ねぎ」を手渡す「ふかや園芸協会」の田島茂副会長(右)と埼玉県赤十字血液センター献血推進課の長倉知史係長。輸血用血液製剤の必要数は増えているという

キャンペーンで配布する「深谷ねぎ」を手渡す「ふかや園芸協会」の田島茂副会長(右)と埼玉県赤十字血液センター献血推進課の長倉知史係長。輸血用血液製剤の必要数は増えているという

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 献血協力で「深谷ねぎ」を進呈する「献血は今!旬は『深谷ねぎ』!献血ねぎらいキャンペーン」が1月17日、埼玉県内の献血ルームと移動採血バスで始まった。

献血協力者に「深谷ねぎ」を進呈する様子。埼玉県内は1日約700人の献血が必要という

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 埼玉県赤十字血液センターがインフルエンザや風邪の流行で献血協力者が減少する冬場に、多くの人に協力を仰ぎ、献血を周知する狙いで行う献血キャンペーン。初日、熊谷駅北口にある献血ルームでは、受け付け開始の9時45分から次々献血協力に訪れ、「深谷ねぎ」を受け取る人の姿があった。

 月1回のペースで成分献血に協力しているという男性は「今回で117回目。自身の健康チェックや社会貢献のために続けている。献血でネギをもらったのは初めてだが、地元の特産品でうれしい」と喜ぶ。市外から訪れた女性は「父が献血していたので自分も始めた。定期的に400ミリ献血をしている。医療に携わっているので必要性を感じている。今後も機会があれば続けていきたい」と話す。

 今回、JAふかやとふかや園芸協会から寄贈されたネギは71箱、3200本。JAふかや営農経済部販売課課長の飯野真さんは「特産の深谷ねぎを通じて地域社会に貢献ができれば」と話し、自身も献血に協力した。「地域の農家には、若い頃から献血を続けている『献血マスター』もいる。農業を通じた地域貢献の一環で今回の活動に協力できてうれしい」とも。

 現在県内には7カ所の献血ルームがあり、1日7台の献血バスを運行している。埼玉県赤十字血液センター事務部総務課企画係長の小泉陽平さんは「献血は一人一人の温かい協力が、多くの命を救う力となる。この機会に献血に協力いただければ」と呼びかける。

 ネギは1袋2本入り。各日準備数がなくなり次第終了。今月19日まで。

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