![シンポジウムへの来場を呼びかける行田まちなか再生エリアプラットフォームのメンバー。左からものつくり大学教授の今井弘さん、ものつくり大学修士1年鈴木優雅さん、研修会担当丸山靖雄さん、副会長宮本伸子さん](https://images.keizai.biz/kumagaya_keizai/headline/1739184897_photo.jpg)
「行田たび『あるく』まちづくりビジョン」のシンポジウムが2月16日、行田市教育文化センターみらい中央公民館(行田市佐間)で行われる。
まちなか再生未来ビジョン「行田たび『あるく』まちづくりビジョン」シンポジウムの案内
主催の「行田まちなか再生エリアプラットホーム」は、2023年から、地元の企業や団体、NPO、大学など、市内外で活躍する民間人を中心に、産学官が連携。行田市駅周辺エリアを中心に、まちの課題を把握し、今までのまちづくりの活動と連携を図りながら、課題の解決を目指す。日本遺産「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」で、たび(足袋・旅)「あるく」が楽しい街に向けて、立場が違う人たちが視点・視野・視座を統一し、豊かな環境と暮らしを実現するために未来ビジョンの策定に動いてきた。
昨年は、7月、9月、11月の3回にわたって「行田未来ビジョン構築研修会」を開催。研修会で学びを基に民学主導で作成した「行田たび『あるく』まちづくりビジョン」を同シンポジウムで発表する。発表後は、同研修会で講師が講評、参加者と意見交換をする予定。
同メンバーでものつくり大学教授の今井弘さんは「ストーリー仕立てで作成した。発表では学生がナレーションを担当する。学生も関わって作成した未来のストーリー。多くの人と共有できたら」と話す。
プラットフォームのメンバーで研修会担当の丸山靖雄さんは「行政の思いも踏まえ、民学主導で策定した未来ビジョン。各々の立場でそれぞれの思いがあるのを理解して進めていくことが大事。ビジョンをもちながら実際に動くのはこれから。シンポジウムをきっかけに参加者の方と一緒に活動していきたい」と話す。「プラットホームでは、たび(足袋・旅)「あるく」が楽しい街を目標に、人口減少や産業構造の変化に伴う地域経済衰退による行田市駅周辺などに点在する空き家、空き店舗の利活用の推進や居住者、来訪者一人ひとりがWell-beingを感じられるまちづくりビジョンを創っていくことを考え、取り組みをしてきた」とも。
当日は、法政大学名誉教授の陣内秀信さんを招いた基調講演「資産を生かした地域つくり アーバンとルーラルを繋(つな)ぐテリトーリオ戦略」も行う。
開催時間は14時~17時。 参加無料。ポータルサイト「たびスル」で予約を受け付ける。オンライン参加、当日の飛び入り参加も可能。