
第26回全国高校選抜ラグビー大会決勝が3月31日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で行われ、桐蔭学園(神奈川)が京都成章(京都)に36-0で勝利し、2年ぶり5度目の優勝を果たした。
試合前半は拮抗(きっこう)する展開が続き、前半終了間際に桐蔭学園の喜瑛人選手がトライを決めて5点先取。前半を10-0で折り返す。桐蔭学園は後半、13分に坪井悠選手のトライから勢いを付けて、同23分、25分、31分にもトライとキックを決め、京都成章に最後まで得点を許さず36-0で勝利した。
試合後、「優勝できるとは思っていなかった。この大会で成長した」と桐蔭学園の藤原秀之監督。京都成章の関崎大輔監督は「悲観する内容ではない。名だたるチームとこの時期に試合できたことが、何よりも経験になった」と話した。