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鴻巣・自動車安全運転センターからご当地SDカード 行田とコラボ

「交通事故防止、安全運転者の意識向上を目的としている。同時に、カードの普及が証明書の申請数増加にもつながることから、広く安全運転の啓蒙活動を推進する狙いもある。今後も地域の特色を取り入れた活動を計画したい」と富岡洋所長(左)。担当の星野有香さん(右)は「知ってもらうことが大切だと思うので、地域イベントへの参加や優遇店の紹介など情報発信も積極的に行えれば」とも

「交通事故防止、安全運転者の意識向上を目的としている。同時に、カードの普及が証明書の申請数増加にもつながることから、広く安全運転の啓蒙活動を推進する狙いもある。今後も地域の特色を取り入れた活動を計画したい」と富岡洋所長(左)。担当の星野有香さん(右)は「知ってもらうことが大切だと思うので、地域イベントへの参加や優遇店の紹介など情報発信も積極的に行えれば」とも

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 自動車安全運転センター埼玉県事務所(鴻巣市鴻巣)が現在、「ご当地版SDカード~行田市編~」を交付している。

自動車安全運転センター埼玉県事務所の窓口

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 SDカードの交付対象は、自動車安全運転センターが発行する「無事故・無違反証明書」または「運転記録証明書」を申請した人のうち、証明日からさかのぼって1年以上、事故や違反の記録がない優良運転者。カードにはガソリンスタンドや飲食店、レジャー施設などで使える割引やポイントアップなどの特典が付帯する。

 昨年は、全国初のご当地カード「渋沢栄一 新一万円札発行記念」に1万7千枚の個人申請があった。7月1日から交付している行田市版には、歴史小説や映画の舞台になった「忍城」をはじめ、映画に登場した古代蓮会館の「行田タワー」、埼玉県名発祥の地をアピールする行田市の市章とシンボルロゴをデザインしている。

 埼玉県事務所によると、2024年度に全国で発行されたSDカードは約470万枚に上り、そのうち埼玉県内での発行枚数は約22万6000枚だった。県内の運転免許保有者数から見ると近年の普及率は約5パーセント。同事務所では、新カードの交付開始をきっかけに、さらに多くのドライバーに申請してもらい、交通事故防止につなげていきたい考え。新カードには、県外からの申し込みも寄せられるなど、幸先の良いスタートを切っているという。

 交付申請は同事務所窓口(鴻巣市)のほか、県内の警察署や交番に設置されている専用の申込用紙、専用のスマートフォンアプリなどで受け付ける。交付手数料は670円(10月1日以降は800円)。12月31日まで。

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