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ちふれASエルフェン埼玉・ホーム開幕 熊谷ラグビー場で初のサッカー公式戦

WEリーグ第2節「エルフェン創設40周年記念×熊谷市誕生20周年記念マッチ」

WEリーグ第2節「エルフェン創設40周年記念×熊谷市誕生20周年記念マッチ」

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 WEリーグ第2節が8月16日、熊谷ラグビー場(熊谷市上川上)で行われ、ちふれASエルフェン埼玉はセレッソ大阪ヤンマーレディースと0-0で引き分けた。入場者数は4035人。

熊谷市誕生20周年×エルフェン創設40周年記念、ラグビー場でホーム開幕

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 「エルフェン創設40周年記念×熊谷市誕生20周年記念マッチ」と題したホーム開幕戦。熊谷市は周年記念事業の一環として市民無料観戦や記念ステッカー配布で市民の一体感を醸成し、クラブは記念イヤーのホーム初戦観戦をマッチデープログラムやSNSで呼びかけた。スタンドには家族連れの姿が目立ち、クラブ史上最多の4035人が来場した。

 試合は前後半共にチャンスをつくりながらもスコアが動かず拮抗(きっこう)する展開。ちふれASエルフェン埼玉は鋭い攻撃を見せシュートするもわずかに叶わず。終盤も攻撃を緩めずミドルシュートやコーナーキックから決定機をつくったが、相手の好セーブに阻まれ最後までネットは揺れなかった。

 熊谷ラグビー場のAグラウンドでラグビー以外のスポーツ公式戦が行われるのは初めて。試合前のオープニングショーでは、熊谷出身のタレント・俄然風太さんが俳優の依田哲哉さん、打ち水ダンサーズ「Rapora」と登場し、「暑さ対策日本一」を目指す熊谷の応援ソング「打ち水ソーレ~アッチイぞ!kumagaya!~」を歌って踊った。家族4人で来場した母親は「女子サッカーの観戦は初めて。アナウンスで応援のポイントを教えてくれて、近くに座った人たちと盛り上がった。キッチンカーもイベントもあって試合前から楽しめた」と話していた。

 試合後、4000人を超えるファンの来場と試合運営に感謝を伝えたちふれASエルフェン埼玉の樋口靖洋監督は「皆さまの期待を力に選手はタフに戦ったが、結果は引き分けとなり大変悔しい。この悔しさをばねに、次節はボール支配率を高めて攻撃の形を追求し、得点を重ねて勝利を届けられるよう全力を尽くしたい」と力を込めた。

 次のホームゲームは8月31日、日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦する。

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