
フルート、ファゴット、ハープによる「室内楽コンサートvol.2憩いのアフタヌーンコンサート」が11月1日、熊谷文化創造館さくらめいと(熊谷市拾六間)「月のホール」で開催される。
(左から)ハープの堀野瀬奈さん、フルートの新井志歩さん、ファゴットの山縣由布夏さん
「昼下がりに家族や友人と、気軽にお茶を楽しむようなリラックスしたひと時を過ごしてもらいたい」と熊谷市出身のフルート奏者・新井志歩さんが企画する室内楽シリーズで、昨年に続き2回目。新井さんは「地域の人に多様なジャンルの音楽と楽器の魅力を届けることを目的とし、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容となっている。今回はクラシックから映画音楽まで多彩な楽曲をお届けする。フルート・ファゴット・ハープの響きも楽しんで」と話す。
出演者は新井さんと、ハープ奏者・堀野瀬奈さん、ファゴット奏者・山縣由布夏さんで、3人の若手奏者がアンサンブルを披露する。披露する楽曲は、H.シュテックメスト「歌の翼による幻想曲」、A.ジョリベの「クリスマスのパストラール」、木村弓の「いつも何度でも」、N.ロータの「ニーノ・ロータ名作映画メドレー」などを予定する。前回の来場者から寄せられた「映画やアニメの音楽も聴いてみたい」という声が今回のプログラム構想につながったという。
新井さんは「日々の忙しさやストレスをひと時忘れ、心地よい音楽に身を委ねる心温まる時間を過ごしてもらいたい。多彩な楽曲が演奏される中で、普段はあまり意識されない音楽の新たな側面に触れてもらえるかもしれない」と話す。「1人でじっくりと音楽の世界に浸るのも、家族や友人と音楽体験を共有するのも、それぞれのスタイルで気軽に楽しめる内容」とも。共演者については「演奏の仕事を通じて出会った、音楽や楽器を通して社会貢献に努めるバイタリティーあふれる人々」と話す。当日は各楽器の紹介や奏者の話題も交えてプログラムを進行させる。
15時30分開演(15時開場、16時45分終演予定)。料金は、一般=2,000円、子ども・学生=1,000円。全席自由。