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熊谷にポルトガル伝統菓子とエスプレッソの店 キッチンカーから実店舗へ

「パステルとエスプレッソ」一口食べて「おいしい」と感じる瞬間を皆さんに伝えたいと話す

「パステルとエスプレッソ」一口食べて「おいしい」と感じる瞬間を皆さんに伝えたいと話す

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 ポルトガル発祥のカスタードクリーム入りタルト「パステル・デ・ナタ」とエスプレッソを提供するカフェ「LPカフェ」(熊谷市箱田)が2月13日、オープンから3カ月を迎えた。

ポルトガル伝統スイーツ「pastel de nata(パステル・デ・ナタ)」

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 店主の阿部かおりさんは、オーストラリアで暮らしていた時にエスプレッソ文化に魅了され、ポルトガルでパステル・デ・ナタを知った。帰国後、カフェ勤務を経て2023年からキッチンカーで営業を始め、昨年11月、実店舗の出店にこぎ着けた。店舗面積は約20平方メートル。テイクアウトをメインに営業し、カウンター席2席、テーブル席2席のイートインスペースも設ける。

 メニューは「パステル・デ・ナタ」(300円)のほか、チョコレート、アップルシナモン、抹茶、キャラメル(以上350円)など期間限定フレーバーも用意。「日替わりスコーン」(350円)、「プルドポークサンド」(850円)などランチメニューもそろえる。ドリンクメニューは、「エスプレッソ」(350円)、「カフェラテ」「カプチーノ」「フラットホワイト」(以上500円~)をはじめ、「カフェモカ」、バニラアイスをのせた「バニララテ」(以上550円~)など。阿部さんは「豆の基準はカフェラテにしておいしいこと。県内外の自家焙煎(ばいせん)店を飲み歩いて選んだ深いり豆をブレンドする」と説明する。温度や泡のきめを細かく調整することで、エスプレッソの苦みとミルクの甘さが際立つ一杯を目指すといい、少量で濃厚の「ピッコロ」(380円)、エスプレッソ入りチャイラテ「ダーティチャイ」(550円)など、エスプレッソの個性を生かしたメニューもそろえる。

 看板商品のパステル・デ・ナタは、パイ生地にはバターを何層にも重ね、ロール状に巻いてからカットして型に敷き込む製法で、生地の底が渦巻き状になるのが特徴。層が縦に重なることで、パイ生地のパリパリとした食感とバターの香りが立ち上がるという。卵は養鶏場直営のたまご専門店「花園たまや」(深谷市)の全国で6パーセントしか飼育されていない希少な鶏種「マリア」の卵を使う。

 オープンから3カ月がたち、近隣住民や、キッチンカー時代からの客が足を運ぶことも多いという。2月にはオンラインショップを開設し、冷凍商品の販売を始めた。「これまでキッチンカーを出店した地域の方からまた食べたいという声が届き、遠方にも発送できる体制を整えたことで、焼きたてと冷凍の両方で楽しんでもらえるようになった」とほほ笑む。「パステル・デ・ナタと一緒に、気軽にエスプレッソの世界を楽しんでもらえる場所にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~17時。火曜、水曜定休。

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