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深谷・市役所通りが全面開通 駅と市役所結ぶ新たなシンボルロードに

市役所通り開通式のテープカットの様子。奥に深谷駅が見える

市役所通り開通式のテープカットの様子。奥に深谷駅が見える

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 深谷駅と深谷市役所をつなぐ「市役所通り」は12月22日、封鎖していた一部区間の整備が完了し全面開通した。

歩道は両側6メートルずつ。市役所通りを紹介するふっかちゃん

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 場所は深谷駅北口を出て市役所へ向かって進む西側の道。駅から旧中山道を挟んで国道17号線までの全長約700メートルで、今回開通したのは335.09メートルの区画。これまで調整中で封鎖していた。道路幅は22メートル。歩道が両側に6メートルずつ取ってあるのが特徴。

 小島進深谷市長は開通式で、「市道の中でも一番の広さの道路が完成した。広さを利用して色々なイベントができるのでは。今後、歩道をレンガ調に変更する予定」と話す。

 1998(平成10)年に始まった中央区画整理事業の一環。道路は仮称「駅通り線」が付いていたが、今年6月に行われた市民投票で「市役所通り」に決定した。

 開通式には市長や関係者、同市イメージキャラクター「ふっかちゃん」のほか、今年を代表する「渋沢栄一翁 そっくりさん」の3人もシルクハット姿でお祝いに駆け付けた。テープカットと同時に鳩が飛び立つと集まった人々から歓声と拍手が起こっていた。開通式の後には信号機が点灯し、旧中山道交差点で「通り初め」が行われた。

 強風の中、開通式を見に訪れていた夫婦は「ここは昔は長屋がたくさんあって本当ににぎやかだった。駅から分かりやすくなった。またにぎやかになってほしい」「ここまで長かった。ずっと見てきたが開通すると雰囲気が変わる。広くていい」と笑顔を見せる。

 小島市長は「新たなシンボルロードとして、たくさんの人が歩いて親しまれる道路になることを期待している。まちなかの区画整理は始まったばかり、これから深谷は大きく変わっていく」と話す。

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