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熊谷・八木橋百貨店前に「3代目」大温度計 市民の声で存続、刷新

八木橋百貨店前の大温度計と顔出しパネル

八木橋百貨店前の大温度計と顔出しパネル

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 暑い町として有名な熊谷の八木橋百貨店前に5月11日、恒例の大温度計が設置された。

2014年2月、同市が積雪新記録達成した際の記録も残る。

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 同店職員が11時と14時に熊谷地方気象台から発表される気温発表に合わせ、手作業で反映させる同温度計。2007年に初設置された初代はベニヤ製。40度まで計測する仕様だったため同年8月に40.9度を記録した際は目盛りが足りずに手書きで対応した。翌年は45度まで目盛りを増やし2代目として設置。初代と同様、重く使いにくく職員には不評だった。

 3代目はアルミ製で、2013年から現在も使用されている。同百貨店の広報担当者は「以前に比べ大幅に軽量化されたので、とても便利になった。反映作業も目盛りの微調整が楽にできるようになったことで職員の反応もいい」と話す。「気温発表は毎日のことなので、迅速に対応できることが一番」とも。

 「夏の風物詩」として親しまれている同温度計。設置10年の区切りとなる今年を最後に廃止される予定だったが、市民から惜しむ声が寄せられ一転存続に。来年はリニューアルし、「あついぞ!」のキャッチフレーズも公募などで新しくする予定という。

 大温度計の設置は8月下旬まで。

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