「第1回ラグビー場映画祭」が3月20日、熊谷ラグビー場Aグラウンド(熊谷市上川上)で開催される。主催は熊谷ラグビー合唱団。
熊谷市を拠点に活動する「立正大学ラグビー部」がラグビー関東リーグ戦 1部昇格を達成したことを受け、同合唱団長の臼杵健さんが「応援したい、ラグビー部のファンを増やしたい」と企画した。
当日は、ラグビーを通して子どもたちの成長する過程を描いた作品「グラス★ホッパー」を上映。製作は有坂中央学園 メディア開発センター。ラグビーに縁のある群馬県太田市、大泉町が舞台で、地域の小学生やジュニアラグビー部員からキャストを公募。ボランティアがスタッフを務めた。
会場のAグラウンドはラグビーチーム「埼玉ワイルドナイツ」のホストスタジアム。当日は2面ある大型ビジョンで映画上映を行い、来場者はメインスタンドで鑑賞できる。
臼杵さんは「同大型ビジョンを利用する初めての屋外映画イベント。スポーツや映画が好きな人だけでなく、ラグビー場に興味のある人など誰でも来場を」と呼び掛ける。「第2回3回と続けたい。本当にすばらしい施設。試合があってもなくても、地域の人が気軽に集まれるような、新しい活用方法があってもいいのでは」とも。映画祭継続のための寄付を求めるボックスを設置する。
上映後は、同作品に出演した立正大学ラグビー部の田中裕人選手、宮地克徳プロデューサーをゲストに招き、「アフタートーク」を行う。
開催時間は15時~17時。入場無料。参加は申し込みフォームで受け付ける。