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熊谷桜堤のソメイヨシノが満開 菜の花とのコントラストも美しく

3月24日の開花発表から一気に満開を迎えた熊谷桜堤(30日11時頃)

3月24日の開花発表から一気に満開を迎えた熊谷桜堤(30日11時頃)

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 熊谷地方気象台が3月30日、熊谷市内「熊谷桜堤」でソメイヨシノの満開を観測したと発表した。

全長約2キロにわたり桜が続く熊谷桜堤

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 熊谷桜堤は「日本さくらの名所100選」に選定された桜の名所。延長約2キロにわたり土手沿いに植えられた約500本のソメイヨシノと荒川土手を一面覆うように咲く菜の花とのコントラストが楽しめる。今年は平年より4日早く、昨年より1日遅い満開となった。

 30日は午前中から気温が上がり、土手に上がって桜と菜の花を眺めたり、スマートフォンを片手に並木の下を歩いたりと花見を楽しむ人の姿があった。市内在住の親子は「菜の花は春の匂いがする。桜もきれい」「コロナで来られなかったので2年ぶりのお花見。集まることはできないが、桜の写真を送り合って話に花を咲かせたい」と話していた。

 熊谷市観光協会は現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を行ないながら4月6日まで「熊谷さくら祭」を開催している。期間中は18時~20時(金曜~日曜は21時まで)にぼんぼり50本の点灯と桜のライトアップを行い、夜桜も楽しめる。河川敷には臨時駐車場約250台分を設けているものの、混雑が予想されるため公共交通機関での来場を呼びかけている。

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