「ふかやフラワーウィーク」が4月18日、深谷市内で始まった。
ふかや緑の王国や市役所、深谷グリーンパークなど3会場も花で装飾し「ガーデンシティふかや」を広くPRする
春の風物詩として2003(平成15)年から開催してきた花と植木のイベント「ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ」を新型コロナウイルスの影響で縮小し、昨年から開いている「ふかやフラワーウィーク」。主催は深谷市と深谷オープンガーデン花仲間。
全国有数の花の産地「ガーデンシティふかや」のイメージアップを図るイベント。深谷市内の3会場(ふかや緑の王国、深谷市役所本庁舎、深谷グリーンパーク)に花を装飾して来場者をもてなし、会場ごとに企画を用意する。市役所本庁舎レンガコリドーおよびピロティでは「農業王国ふかやマルシェ」を開催し、日替わりで市内の農畜産物や名品を販売。深谷グリーンパークではフラワーレッスンやチューリップの球根堀取り無料体験を行っている。「ふかや緑の王国」ではモデルガーデン展示やガーデニング教室、ガーデニングコンテストを実施する。
初日はあいにくの雨だったが、友人と「ふかや緑の王国」を訪れた女性は「ハナミズキ通りのツツジとハナミズキがちょうど見頃で良かった」とスマホを手に撮影していた。協働推進部ガーデンシティふかや推進室の村岡圭吾室長は「毎年多くの方にお越しいただき、親しまれているイベント。コロナ禍で気分がふさぐこともあるかもしれないが、花や緑に触れて皆さんに笑顔に、元気になってもらえたら」と話す。
期間限定で個人の庭を開放する「オープンガーデン」(4月23日、24日、5月7日、8日、14日、15日)は初開催から19年目。2020年は中止したものの、昨年同様にコロナ対策を徹底し46軒で行う。庭を披露するのは、深谷市に住む花を愛する人が花を通してつながり、楽しみながらオープンガーデンをしようと集まった「花仲間」。深谷オープンガーデン花仲間の栗原實代表は「それぞれの庭に良さや見どころがある。庭を見てもらい花や植物で心を癒やし、楽しい時間を過ごしてもらえれば」と笑顔を見せる。
開催時間は各会場により異なる。今月24日まで。