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森林公園のアイスランドポピーが見頃 ビタミンカラー70万本

運動広場(中央口から徒歩約20分)の花畑で見頃を迎えている約70万本のアイスランドポピー(4月22日撮影)

運動広場(中央口から徒歩約20分)の花畑で見頃を迎えている約70万本のアイスランドポピー(4月22日撮影)

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 国営武蔵丘陵森林公園(滑川町山田、TEL 0493-57-2111)で現在、アイスランドポピーが見頃を迎えている。

「紅黄葉樹園」(中央口から徒歩約15分)のイチョウの下に咲き始めた約6万球の「シラー・カンパニュラータ」(画像提供=国営武蔵丘陵森林公園))

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 中央口と南口のゲートから徒歩約20分の場所にある運動広場。約8000平方メートルに約70万本、赤やオレンジ、白、ピンクの明るいビタミンカラーの「アイスランドポピー」の花畑が広がっている。アイスランドポピーは高さが30~50センチ、シベリア原産ケシ科の花で、3月下旬から咲き始めて5月初旬までが開花の見頃という。運動広場は園内最大の芝生広場の一角にあり、奥には約1000平方メートルの大きなエアー跳躍器具「ぽんぽこマウンテン」がある。

 この日は朝から青空が広がり、14時前に気温は28.3度まで上昇した。訪れた人は目の前に広がる明るく元気な色の花や花びらが風に揺れる様子をカメラに収めたり、思い思いの場所で眺めたりしていた。

 「同園に来るのは初めて」と話す女性来園者の一人は「見事としか言いようがない。素晴らしい眺め。元気をもらった」と話し、毎年アイスランドポピーを撮影しているという夫婦は「昨日の雨でどうなっているか心配だったが元気そうで良かった。来ると歩きながら鳥の声を聞いたり途中で止まって花を眺めたりしている。ゆっくり過ごせるのがいい」と話す。

 園内では現在、「春の3大花畑」のうち、アイスランドポピー(運動広場花畑)とネモフィラ(西口花畑)が見頃となっており、藤の花を逆さにしたような、紫・ピンク・白色約4万本のルピナス(こもれび花畑)が今後見頃を迎える。

 同園は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一部施設で利用制限を設けており、現在「モリ森ボール」「水遊び場(西口エリア)」「渓流広場水遊び場」は感染拡大防止のため利用中止。「ぽんぽこマウンテン」は、混雑時一回につき最大100人までの時間交代制で利用可能、土曜日曜および祝日は中学生以下のみ利用としている。今後感染者数拡大の場合は再度臨時休園する場合があるなど、状況に応じ対応する。

 開園時間は9時30分~17時。入園料は、大人(高校生以上)=450円、シルバー(65歳以上)=210円、小人(未就学児・小・中学生)無料。

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