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熊谷で「グライダー競技会」PRイベント 応援合戦、選手トークショーも

妻沼訓練所の栗山所長(左)と熊谷ラグビー合唱団の臼杵さん(右)

妻沼訓練所の栗山所長(左)と熊谷ラグビー合唱団の臼杵さん(右)

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 熊谷・妻沼グライダー滑空場で開催される「第25回東京六大学対抗グライダー競技会」のPRイベントが8月14日、熊谷ラグビー場と熊谷駅で行われる。主催は熊谷ラグビー合唱団。

第25回東京六大学対抗グライダー競技会歓迎&PRイベントの案内チラシ

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 東京六大学対抗グライダー競技会は、利根川上空の周回コースで目標地点を回り、周回速度、安全性などで得点を競う学生競技会の一つ。東京を本拠地とする6つの大学(慶応・東大・法政・明治・立教・早稲田)の航空部によって1998(平成20)年から行われている。今年は8月30日~9月4日。

 当日は熊谷ラグビー場Aグラウンドで、東京大学運動会航空部と早稲田大学航空部の両主将がグライダーの魅力や競技の見どころを語るトークショーを行うほか、各大応援団、チアリーディング、吹奏楽部が演奏を披露する。スタジアム前南広場でグライダーの機体を展示。熊谷駅コンコースでは応援合戦を予定する。

 イベントのきっかけは、市民有志から成る熊谷ラグビー合唱団が「スポーツ熱中都市」を宣言する熊谷市で行われるスポーツを、市民レベルでも盛り上げようと妻沼訓練所(公益財団法人日本学生航空連盟)へ提案したことから。合唱団は「ようこそ熊谷の空へ」と熊谷で開催するスポーツ競技への感謝と歓迎を伝え、スポーツ観戦、応援の熱を地域へ広げる。代表の臼杵健さんは「熊谷で空を見上げて、グライダーが飛んでいることを見ることはあっても、グライダーがスポーツ競技だということを知らない人は多い。妻沼ならでは、熊谷ならではの身近に観戦出来るスポーツとして、グライダー人気を高めたい」と期待を込める。

 妻沼グライダー滑空場は利根川河川敷に2つの滑走路を持つ日本学生航空連盟の活動拠点。多くの学生が飛行訓練に訪れる。年間通して競技会が行われ、大学関係者や土手を散歩する地域住民、サイクリストが河川敷からグライダーを見守る姿が見られる。妻沼訓練所の栗山修所長は「熊谷は暑さだけでなく、グライダーの飛行回数と滑空時間も日本一。地域の皆さんにグライダースポーツや競技のことを知ってもらい、地元の観光資源として広めてもらえれば」と笑顔で話す。

 開催時間は15時30分~18時。機体展示は14時30分~。熊谷駅コンコースでの応援合戦は10時20分~11時5分。

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