第1回「わたしのあつさたいさくコンテスト」の表彰式が11月3日、星川通り(熊谷市)で行われた。
表彰式には最優秀賞と2つの地元賞に入賞した15人の小学生が参加し、同親交会の市川眞吾会長から賞状と副賞が贈られた
同コンテストは星川通中央親交会と星川通り商店街振興会が主催。8月、小学生を対象に暑さ対策のアイデアを文字やイラストで募集。子どもたちの目線で考えた暑さ対策を通じて幅広い世代に暑さ対策の重要性を届けることを目的に、環境省の令和4年熱中症予防対策モデル事業の一環として行った。
集まったアイデアは222作品。市内をはじめ北海道や九州など多地域から、「街中に設置する電話ボックス型のクーラーボックス」のアイデアや水遊び、冷たいデザートレシピのほか、帽子や服装の工夫など実用的なものから、差すと雪が降る「氷の日傘」など夢のあるアイデアも寄せられた。
最優秀賞を受賞したのは、ランドセルに保冷剤を取り付けるアイデア「ランドひぇる」を考案した熊谷市立大幡小学校2年の岡はるひさん。岡さんは「学校でもらった『保健だより』に脇を冷やすといいと書いてあったことを参考にして考えた。実際に作って背負ってみたら涼しかった。受賞はうれしい。来年も応募したい」と笑顔で話した。
同振興会の西山富由紀会長は「今後も子どもたちが暑さ対策について考える機会を創りたい。努力することは大切、これからも勉強して暑さ対策を頑張って」とエールを送った。
応募作品はアズ熊谷4Fに展示する。12月10日まで。