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熊谷でクールシェアスポットスタンプラリー 節電と熱中症対策、まちづくりにも

スタンプラリースポットの「ワイルドナイツカフェ」で、ポスターを手に参加を呼びかけるカフェ店長の児玉さん(左)と後藤実行委員長(右)

スタンプラリースポットの「ワイルドナイツカフェ」で、ポスターを手に参加を呼びかけるカフェ店長の児玉さん(左)と後藤実行委員長(右)

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 熊谷市内のクールシェアスポットを巡る「クールシェアくまがや クールシェアスポットスタンプラリー」が7月16日、熊谷市内各所で始まった。

スタンプは全部で13種類。異なるデザインで10種類のスタンプを集めると応募できる

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 「暑さ対策日本一」を目指す熊谷市で、2011(平成23)年に始まった「クールシェアくまがや」の取り組みを広く知ってもらおうと企画した。当初は東日本大震災直後の計画停電に対し、商業施設や公共施設など涼しい場所を共有して家庭の節電を呼びかける狙いだったが、現在は熱中症対策や地域活性化にも目を向ける。

 「エアコン消して涼しいところへ出かけよう。熊谷市内でスタンプを集めて賞品を当てよう」をテーマに掲げ、市内26店舗のスタンプラリースポットを訪れると、専用の台紙にスタンプを押してもらえる。10種類のスタンプを集めて参加店にある応募箱に投函すると、抽選で「クールシェアくまがや」の公式飲料やラグビー埼玉パナソニックワイルドナイツのグッズ、大宮アルディージャ、埼玉武蔵ヒートベアーズの試合観戦チケット、食事券、菓子詰め合わせなどが当たる。

 クールシェアくまがや実行委員会の後藤素彦実行委員長は「コロナ禍で人々が集まることを避け、人と人とのつながりが希薄になりつつある。コロナ対策をしっかり行いクールシェアで涼しい場所へ出かけることで人とのつながりを見つめ直すきっかけにしてもらえれば」と呼びかける。「市役所周辺の店をはじめ、シェアサイクルなどを使って出かけるのにちょうどいい距離の店など、スタンプラリースポットはさまざまあるので、夏休みに親子で楽しんでほしい」とも。

 8月16日まで。

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