「スクマム!クマガヤ花火大会2022」の記録映像が現在、熊谷駅直結の映画館「熊谷シネティアラ21」(熊谷市筑波)で上映されている。
市内を巡った「デコチャリ部隊」が花火当日の市内の様子も記録している
「スクマム!クマガヤ花火大会2022」は、新型コロナウイルスの影響で昨年に続き、「無観客・短時間・分散型の特別大会」として市民や企業から協賛を募り開催したイベント。熊谷市観光協会での受け付けやクラウドファンディングで約900万円が集まり、8月14日に市内10カ所から「同時打ち上げ花火」が実現した。
記録映像は3分30秒。花火打ち上げ場所の妻沼運動公園や妻沼グライダー場、別府沼公園、熊谷スポーツ文化公園、熊谷さくら運動公園、航空自衛隊熊谷基地、荒川大橋下流 、押切橋下流、熊谷市立健康スポーツセンター、ホテルヘリテイジから同時に上がる花火を映し出すほか、事前に募集した6台の「デコチャリ部隊」が市内を巡り、隊員たちが途中で出合った人に花火の打ち上げを知らせる様子、打ち上げと同時に上がった歓声、空を見上げ花火を見つめる人々の表情などを記録している。
上映は特別興行を除く全ての上映作品の4分前から始まる。同館の長谷川隆一総支配人は「昨年に引き続き、クラウドファンディングで企業協賛の一環として協力させていただいた。ユーチューブの配信もあるが、映画館の大きなスクリーンで迫力ある映像を楽しんで、花火当日を振り返ってもらえれば」と話す。
12月29日まで。