行田市の「トルコらんぷ工房HAPPY」(行田市行田)が2月18日、トルコ・シリア地震救援金のための支援グッズ販売を始めた。
「トルコらんぷ工房HAPPY」はトルコガラスを使ってトルコランプの手作り体験ができる施設兼販売店。
トルコ南東部やシリアの大地震発生を受けて、「心配を募らせていた」という店主の岡田幸恵さん。支援グッズを販売して売上金を全額寄付することにした。SNSで「トルコでの地震から一週間が経(た)ちますが被害が更に拡大しています。ニュースを見るたびに胸が締め付けられる思いでおります。微力ですが、HAPPYでも何かできないかと思い、少しでも力になりたいと考え、売上を全額寄付する事(こと)にいたしました」(原文ママ)と投稿。その日のうちにフォロワーや作家仲間から協力したいと連絡があったという。
販売する支援グッズはガラスビーズを使ったチャーム(300円)。店の営業時間に販売する。売上金は全額を行田市役所福祉課窓口へ届け、日本赤十字社埼玉県支部行田市地区を通じて支援に充ててもらう。
岡田さんは、以前友人からプレゼントされたトルコランプに魅せられて自作するようになり、講師資格を取得。2020年に同店をオープンした。「店を通じて行田に住むトルコ出身の人と交流するようになった、材料などの仕入れ先から本国を心配する声も聞いている。トルコの皆さんの生活が早く戻ることを願って、しばらく活動を続けたい」と話す。「営業日はカレンダーを確認してもらえれば」とも。
営業時間は11時~16時。3月31日まで。