見る・遊ぶ 買う 暮らす・働く

熊谷に古着店「PHAT JANK」 「大人の遊び場」コンセプトに

店主の小山拳士郎さん。季節に合わせたTシャツもそろえる

店主の小山拳士郎さん。季節に合わせたTシャツもそろえる

  • 0

  •  

 米国のビンテージウエアを中心とした古着や小物を販売する店「PHAT JANK(ファットジャンク)」(熊谷市弥生)がオープンして2カ月がたった。

店内にはアメリカの物を中心にスラックスや50~90年代のシャツなど常時約400着以上。アクセサリーなどの小物も並ぶ

[広告]

 コンセプトは「大人の遊び場」。取り扱う古着は米国の物を中心にスラックスや1950~90年代のシャツなど常時約400着以上。アクセサリーなどの小物も並ぶ。店内にはビリヤード台やスクリーンを設置し、客同士の交流の場としてバーカウンター(6席)やダーツスペースを設ける。店舗面積は37坪。

 店主の小山拳士郎さんは立正大学出身。大学時代は野球部に所属し、4年間熊谷で過ごした。卒業後はアパレル業に就き、「いつか自分の店を出したいと思っていた」という。これまでポップアップ出店とオンラインショップで古着を販売。年代ごとに異なる古着の特徴や仕入れ方法などを学び、熊谷市役所通りアンダーパス近くの線路沿いに2月25日、実店舗をオープンした。

 ヒップホップが好きという小山さん。店名の「PHAT JANK」は英語のスラング「PHAT(イケてる、かっこいい)」に、「JANK(ガラクタ、ポンコツ)」を組み合わせた造語。「ポンコツでも洋服を着てかっこよくいこうぜ」「自分に自信が持てなくても、洋服を着こなして自信を持ってほしい」という意味を込めた。

 客単価は2,000円~8,000円。小山さんは「ハットやハンチング帽が似合うようなクラシックスやトラッドのスタイルの提案が得意。古着を着たことがない人でも納得のいく提案を心がけている」と話す。バーカウンターでは、ハイボール、瓶ビール(以上400円)、テキーラ(500円~)などアルコールを提供する。「古着が好きな人や詳しい人、話をすることが古着の楽しみの一つ。バーカウンターで話をしながら楽しんで」とも。

 オープンから2カ月がたち、来店客から「いい買い物ができた」「お気に入りの古着屋になった」という声や、一度来店した人が友人を連れて来ることもあるという。小山さんは「まだスタートラインに立ったばかり。お客さまや人とのつながりを大事にしていきたい。話をするだけでも気軽に来てほしい」と呼びかける。

 営業時間は14時~22時(金曜、土曜は23時まで)。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース