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八木橋百貨店向かいに女子サッカーちふれクラブハウス 親子ターゲットに

国道17号沿い、八木橋百貨店の向かいにある「ちふれASエルフェン埼玉 熊谷ハウス」。6日は関係者による除幕式が行われた

国道17号沿い、八木橋百貨店の向かいにある「ちふれASエルフェン埼玉 熊谷ハウス」。6日は関係者による除幕式が行われた

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 女子プロサッカーWEリーグに所属する「ちふれASエルフェン埼玉」が7月6日、クラブハウス「ちふれASエルフェン埼玉 熊谷ハウス」(熊谷市鎌倉町)を八木橋百貨店向かいにオープンした。

人工芝の交流スペース「Yogiboの杜」

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 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場をホームスタジアム、熊谷市をホームタウンの一つとして活動するちふれASエルフェン埼玉。ファンとサポーター、クラブと熊谷市民とのコミュニケーションを広げ、ホームゲーム来場のきっかけを作ろうと新設した。

 17号国道沿いのシェアスペースを活用した「熊谷ハウス」は、白い外壁にクラブのシンボルカラー「エルフェンブルー」の看板、エンブレムとマスコットキャラクターのイラストが目を引く。店内は、キッチンカウンターを併設した給水スペース、靴を脱いで過ごせる人工芝の交流スペース「Yogibo(ヨギボー)の杜」の2フロアに仕切り、親子利用を想定する。約10坪のフロアには、ビーズクッションやバランスボールを置き、部屋の一角にはちふれ化粧品を常備する。今後はカフェ展開やグッズ販売も行う予定という。

 除幕式が行われたこの日は、ビーズクッションでくつろいだり、バランスボールに乗って遊んだりする親子の様子が見られた。3歳の子どもの母親は「熊谷は暑いので、涼しい場所で遊ばせられるのはうれしい。街なかで場所も分かりやすい」と話す。2人の子どもの母親は「チームの名前は知っていたが、試合を見に行ったことはなかった。親子でも見に行けそうなのでチャレンジしたい」と話していた。

 選手代表として来場した大沼歩加選手は「ファンや地域の方と交流する施設は今までなかったのでこれからが楽しみ。熊谷ハウスがチームを知ってもらうきっかけになれば」と期待を寄せる。

 ちふれASエルフェン埼玉クラブアンバサダーの薊理絵さんは「ホームタウンのことを知りたいと、試合以外の日に熊谷を訪れてお茶を飲んだり店を探索したりしている選手もいる。選手にも市民の方にも気軽に熊谷ハウスへ立ち寄ってもらうことで交流が生まれたら」と話す。

 営業時間は11時~17時。土曜のみ。営業日は公式サイトなどで知らせる。

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