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熊谷駅前にホットドッグとクラフトビールの店 地元を「楽しい」であふれる街に

「21時以降はシャッターが閉まる。入り口を見つけてみて」と金久保さん

「21時以降はシャッターが閉まる。入り口を見つけてみて」と金久保さん

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 ホットドッグとクラフトビールの店「hotdog&craft beer Chikashi」(熊谷市筑波、TEL 090-1928-0675)が7月20日、オープン1周年を迎えた。

クラフトビール飲み比べセット(1,500円)。7月27日現在のラインアップは「青い恋人たち」(シンキチ醸造所)、「伊豆バナナワニ」(反射炉ビア)、「Far Yeast Radler」(Far Yeast Brewing)

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 子どもから大人まで知っている身近な食べ物「ホットドッグ」をメインに、「誰でも気軽に、学生も社会人も近所の人も、世代を超えて交流できる空間を作りたい」と店主の金久保睦さんが熊谷駅前に出店した。席数は、カウンター席8席、テーブル席8席。

 ホットドッグのメニューは、「チーズドッグ」(800円)、「アボカドタルタルドッグ」「プルドポークドッグ」(以上880円)をはじめ、自家製サルサソースにパクチーを載せた「サルサドッグ」(780円)、チリコンカンとソーセージを合わせた「チリビーンズドッグ」(950円)など。全てのホットドッグにフライドポテトが付く。パンは熊谷市内のパン店「キタオカベーカリー」(上之)のオリジナルドッグパンを使い、ハム専門店「バルツバイン」(寄居町)のソーセージを合わせる。テイクアウト販売も対応する。

 「クラフトビール好き」という金久保さんが生たるで仕入れるクラフトビールは、国内のクラフトビール醸造所からタイプの異なる銘柄を常時3種類(1杯750円~)用意。冷蔵庫にサーバーを直接設置し、たるごとに売り切れ次第、銘柄を変える。金久保さんは「暑い日にさっぱり飲めるもの、濃いめでゆっくり飲むタイプなど、クラフトビールの種類は無限大。来てもらうたびに毎回新しい出合いを楽しんでほしい」と話す。

 オープンから1年がたち、幅広い年代が来店し新規客も増えているという。「クラフトビール好きの人、1人のお客さまも多い。クラフトビール醸造所ではないが、麦の栽培が盛んな熊谷でビールが飲めたらいいと店を始めた。作り手の思いも一緒に紹介したい。クラフトビールを知り、楽しむきっかけになれば」と意気込む。「学生さんには学生応援割引もあるので気楽に来てもらいたい」とも。

 「地元熊谷を『楽しい』であふれる街にしたい」と金久保さん。「年を重ねて、地元の良さに気が付いた。今度は自分が若い人たちに伝えたい。単身赴任の人、学生さんには第二の故郷として、住んでいる人には住み続けたいと思ってもらえるように。店に来る人と人をつなげて、縁を大切にする空間を提供する」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~0時。

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